[ブログ] このハチ、「ドロバチ」 ~ミントの花で栄養補給~

ミントというハーブを知っていますか?
そう、スッキリ、サッパリ、スーッとした味わいの緑の香草ですね。ガムとか歯磨き粉とか、ミントティーとかありますね。その花を見たことがありますか?
ふさふさって、葉っぱの先端に出てきて、このミントには淡い紫のこまか~い花がフワフワと付いています。

と、そこへ蜂がやってきましたよ。でも、黒い蜂だな~。よく見かける黒と黄色の縞模様のアシナガバチと違い、黒いですね。

そう言えば、昔「ベンジョバチ」って呼ばれる、蜂に似た黒い虫いましたね。知っていますか?(笑) (現代っ子は知らないと思います。外来種により駆逐されて減ってるらしいですし)名前が名前で、そういう昔の、ぼっとんトイレ(知ってますか?)とかごみだめとかにいましたからね~。でも、蜂ではなく、人には無害のアブの仲間だそうで。

いや、話が飛びましたが、この黒い蜂は、形からして「蜂」ですよね~。
調べてみますと、「ドロバチ」というのだそうです。エサなどを盗むドロボウのハチ=ドロハチ? いやいや、泥(ドロ)で何かするんじゃないの?

そう、ドロバチは黒い体に黄色い縞が入っている小さな蜂で、「泥の巣」を作るのだそうです。アシナガバチは紙の巣を作りますが、ドロバチは泥の巣。土を水と唾液で泥状にするんだそうですよ。その巣で卵を生み、えさの芋虫や幼虫を集めて入れた後、巣に蓋をしてどこかへ行ってしまいます(単独行動の蜂です)。幼虫が成長し飛び立った後は、その泥の巣はもう使われることがないそうです。その幼虫一世代のためだけのお家なんですね~。

ドロバチをよく見ると、くびれた腰に、膨らんだお腹。針は持っていそうですが、蜜を吸うのに夢中になっているせいか、そんなに攻撃的でもなさそうです。

ドロバチは蛾の幼虫を捕まえるため毒針を持っているのですが、やはり人間には好戦的ではないようで、刺されても毒性は低いとのこと。優しい蜂ってことですね。良かった~♪
でも、スズメバチ科なんですよね~・・・。

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