『南風ガーデン』はもともと、小説家で詩人の郷原茂樹氏が季節を楽しむためにつくったプライベートガーデンです。2018年、大隅半島農林文化村を発足、一般の方にも開放することになりました。お花が四季を通して咲き、ハーブ苑やボンタン園もあり、自然の美しさや食を楽しめます。
特にハーブ苑には、ここにしかないオースミハッカをはじめ、ミント、ローゼル、レモンマリーゴールドなど様々なハーブが無農薬、有機栽培されていて、朝摘みしたハーブを店舗に並べ、お客様が自分でハーブティーを作って飲むのを楽しむ『ガーデン遊び』や、デザート、スイーツ、ドリンク、そしてカレーなどの素材として利用されています。
商品として代表的なのは、「とろ～り焼き芋」。自社農園産のカラー芋の新しい味を見つけるために、160品種の芋のブレンド、1万以上の組み合わせから、ただ一つのブレンドを見つけ出し誕生した焼き芋スイーツで、自然のままの味わいを楽しめます。
「とろ～り焼き芋」以外にも、芋の彩りを活かしたスイートポテト「カラー芋 アラモード」や、ボンタン園のボンタンを使った「オースミ・レーヌ」、さつま芋のモンブランクリームにキャラメルをかけたプチケーキ「一粒のケーキ」が人気です。
2024年4月から、元ガーデンハウスは「ハローガーデン」に名称変更、「唐芋パビリオン開設準備室」となりました。従来のレストランは、元南風図書館を改装した「ブックレストラン」で、お菓子の購入は、南風ガーデンから少し離れた建物の「芋モンブラン農園工房」となりました。
【南風ガーデンの従来のガーデンハウス】：「ハロー南風」（「唐芋パビリオン開設準備室」）
これまで営業していた「南風ガーデン」は、唐芋をテーマにして交流を続けてきた、東アジア、中国、韓国、日本との「東アジア唐芋友好協会」の活動拠点となりました。
そのため、これまで南風ガーデンで販売していたスイーツ等は、『芋Mont Blanc農園工房』（芋モンブラン農園工房）での販売となります。場所は、南風ガーデンから高須方面へ向かう道路沿い右側の「坂井健吉先生記念公園」奥の建物。芋畑と芋菓子工房を一つにし、唐芋本場の旬の原料で作る、こだわりのオシャレな芋菓子を、鹿屋のお土産としてぜひご利用ください。
※営業時間10：30～18：00（定休日：月・火曜日）
【南風ガーデンの新しいガーデンハウス】：「ブックレストラン」
作家ヘミングウェイの邸宅を再現した「南風図書館」を改装して、新しいハーブティーハウス「ブックレストラン」がオープンしました。四季折々のお花も楽しみながら、これまでと同じく「アフタヌーンティー」や唐芋モンブラン「白南風」、健康を意識した「薬膳ハーブカレー」を味わえます。もともと南風図書館だった建物なので、本もたくさん。読書も楽しめます♪ ここから見える海の眺めもステキです☆