[ブログ] 大きく真っ白な花 ~テッセン? クレマチス? 実は・・・~

近くのお庭に、目の覚めるような大きく真っ白な花が咲いていました。
平ぺったい花で、テッセンだなと思ったのですが、テッセンもいろいろあるし、似たような花ではクレマチスもあるし、もしかしたら他に名前でもあるのかも、と思って調べてみました。そしたら、似た花として、「テッセン」「クレマチス」そして「カザグルマ」というのがありました!

「テッセン」は中国原産。江戸時代に日本に入ってきたそうで、花びらに見えるガクは6枚。葉はヨモギやセリの葉に似ているそうです。
「カザグルマ」は日本固有種。花びらに見えるガクは8枚(自生環境で6~13になることも)。葉っぱがハート型の三つの葉。
「クレマチス」はヨーロッパ原産。テッセン、カザグルマなどの原種を交配させた園芸品種。花びらに見えるガクは複数枚。

なるほど~。似ている花でも違うもんですね。
ところで、この「カザグルマ」を調べていたら、こんな記述が。
「「カザグルマ」は準絶滅危惧になっていて、奈良県宇陀市の「カザグルマ自生地」が、1948年(昭和23年)1月14日に、自生地の北限として国の天然記念物の指定をされている」

え~!!見つけたのは鹿屋の庭先なのに~!天然記念物ですか!?
(でも今は日本各地に自生が見られるみたいですが)→庭先は自生ではないけど!?

なんにせよ、この美しい花が毎年咲き続けますように。
(ちなみに「カザグルマ」の色は薄紫と白の2色だそうで、宇陀市のカザグルマは薄紫、近くの庭で発見したのは純白でした♪)

ここまで書いて、ちょっと待てよ・・・もしかして庭先に咲いていたのは、カザグルマの原種を交配させた園芸品種の「クレマチス」!? 庭先だもんね(笑)

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