徳永歩乃佳
鹿屋女子高校3年
☆しっかり者で、気が付く、気が利く、磨いた演技で楽しませます、ほのか!
ヒメヒコ歴:3年
趣味・特技:「キング&プリンス」の大ファン♪
幸せな時:推し(長瀬廉くん)のバラエティを見てる時
― それでは、ほのかちゃん、よろしくお願いします。
お願いします。
― 3年生になって頑張ってますね。3年間ずっと続けてこれたのは、どんな気持ちがありましたか?
えーっと、まず、ヒメヒコっていう活動が、あんまり他の地域ではできないかなっていうのが一つあって。高校生だけでミュージカルをするっていうのが、(大隅以外の)他の学校の人達にはあんまりないと思うんで、その経験っていうのを積むのもいいなと思って、3年間やってます。
― それでずっと続けてこれたんだね。続けるってことは、なかなか、みんな途中でいろいろあったりしてできない子もいるから、ずっと続けて来れたのは良かったね。
さて、質問に入りますが、・・・ニックネームはほのちゃんだったっけ?
はい。ほのちゃんだったり、ほのかっちとかもよく言われます。かなからは、よくほのかっちって言われます。
― 親しみがある言い方でいいよね。
たまごっちみたいな(笑)
― そうそう(笑)・・・3年生になって、初めて後輩が入って、初めて先輩になって、それでなんか気持ちとか変わってきたことってありますか?
あります。まず自分たちが一番上になって、指導しないといけないっていうのに、最初、今もなんですけど、すっごい不安があります。
― あ、不安があったんだ。
今までだと教えてもらう側だったんで、どう言ったら伝わるかなとか。こういう言い方していいのかなみたいな。ちょっと探り探りになっちゃって、臆病になっちゃう。しゃべりかけること自体が難しいなって感じます。
― へぇーそうなんだ。でももうすぐ一年ぐらいたつけど、今はどんな感じですか?
最初はなんかそんな感じで、本当に声かけれないなって感じだったんですけど、今はもうまず1、2年生の子たちから話しかけてもらったり、そういうことがあって、もうそこからは自分からも行けたりできてると思います。
― そうなんだ。良かったね。
でも頼れる先輩にはまだなれてないなって。
― へぇーそうなの? どんなところでそんな風に思うの?
まず自分が把握しきれてないことが多くて、ヒメヒコも形態が変わるじゃないですか。形態っていうか、ストーリーっていうか。
― 第二章になるからね。
もうほぼ一からで、太郎さんの指示、去年と舞台の作り方も変わるだろうし、私が(後輩に)これはこうだよって言っても、多分今年は変わっちゃうだろうから、それが私たちも分からないから、どう言っていいか分からない。
― そうだよね。今までと同じものだったら、話ができるけどね。
難しいです。そこが。
― 昨日、私も今年初めて舞台のお稽古を見に来たんだけど、全く場面が違うから、ちょっとしたカルチャーショックじゃないけど、空気感もちょっと違っててね。新しい子が入ったっていうのもあるけど、やっぱり世界が違うっていうか、空気が違うっていうか。ある意味びっくりじゃないけど、いい意味で少しショッキングな感じでしたね。ヒメヒコの進化っていうか。先輩たちとしても、初めての体験だから難しいよね。・・・今年の後輩たちはどうですか?
すごい元気だなって。元気な子が多いのと、練習熱心な子が多いなっていうイメージがあります。私が1年生の時とかはもう先輩とかに迷惑かけちゃうと思って、何も聞けない、何か聞いても迷惑かけちゃうみたいな気持ちが多かったんですけど、でも1年生の子たちとかはここ、こうした方がいいですよね?とか、ここどうなりますかね?とか相談してくれて、一緒に考える機会を作ってくれるので、そこは先輩として私めっちゃ助かってて。ここが分からないとか、本人にしか分からないじゃないですか。それを伝えてくれるって、今ここで悩んでるんだっていうのが分かって。私もちゃんと言えてるか分からないんですけど、一緒に考えることができて、すごい嬉しいなって思ってます。
― そうなんだね。逆に先輩から声かけるっていうよりも下から声が上がってくるから、それに応えて一緒に考えるって感じですね。特に今年のヒメヒコは(第二章が)初めてだから、一緒に考えるっていうのが大事だもんね。
はい。ですね。一緒に作っていくっていう意識の方が私は強いです。
― そういうのが新しいものをする醍醐味(だいごみ)と言うかね。さっきも台本をちょっとだけ眺めてたんだけど、かなり内容、ストーリーが違うので、覚えたり、どうやって、やっていくのかっていうのはすごい大変な一年だなと思います。今は、大体のストーリーとか全体を把握して細かいところをやる感じ?
まだ全部を通したことないんですけど、なんとなく流れはつかめてきたかなっていう感じです。話のストーリーは分かったけど、まだ(舞台の)袖(そで)でどう準備をしていいのかが分からない。衣装は、立ち位置とかをまだちゃんと決めてるわけじゃないので、去年は上手からよく出る人たちは衣装をこっちに置いて、休憩挟んで後半からはこっちの方に置いて、みたいなのをやってたんですけど、まだはっきりしてないのでそこを覚えていかないといけないので、ちょっと焦りじゃないですけど・・・・。
― そっか。裏方っていうか、袖の方の動きがね。そこは大事だよね。ささっとできないとスムーズにいかないからね。
動きをまだちゃんと決めてないし、小道具とかも去年と物が変わってくるので、そこも把握しないといけない。
― それは大変だ。やっぱり新しいことをするっていうのは。置き場所とかね、小道具が変わるとか。自分たちが全部やらないといけないからね。ここで何を持ってはける、とかね。
これはこの位置に置いとかないとって。持っていける人が持っていって、って言っても、なかなか上手くいかない。
― 決めとかないとね。
あと、去年先輩たちが多かったので、結構人数が少なくなって、今年13人なので、机とかも持ち運びとかも忙しいですね。
― そっか。そういうことになるよね。人数が少ないとね。
ちょっとそこ困ってます。今考え中です。
― そういうことも自分たちでしないといけないっていうのはね、大変だ~。一つ一つ決めていかないとね。そういうのは、みんなで話し合いながらやってるんでしょ? 3年生の子がリーダーシップをとってやるって感じ?
そうですね。1、2年生の子たちが気になったことを3年生たちに言ってくれて、それでどうしようかってみんなで考える感じです。
― そうなんだね。なんかすごい仲良しっぽいね(笑)
(笑)仲良しっぽいというか、すごい結構仲はいいと思います。私は楽しいのが一番だと思ってやってるので。
― そうか、そうか。楽しくやれるようにね! ほのかちゃんもしっかりしてるし、すごい気が利くからね。
気になったことを言ってるだけで。
― 気が付くんだよね、いろいろ。いつもよく考えてると思うよ。
そうですか? ありがとうございます。
― 質問は前後するけど、自分はどんな人だと思うかっていうのは、今どうですか? 今その話が出たから。
私自身はすごい抜けてるところがあるなって。
― えっ、そうなの?
はい。だから今、しっかりしてるって言われて、え?そうなんだ、って(笑)
― 私は、ほのかちゃんは、すごいしっかりしてるって、ずっとそう思ってるけどね。去年もそう思ってたと思う。
ほんとですか? 私は結構、親とかからも、なんかどっかが抜けてるみたいな言われてるから、え~♪みたいな。
― おっとりしたしゃべり方とか、ほんわかしてるところはあるけど、いやぁ、案外すごいしっかり者だって私は思ってて。ちゃんと見てるし、まとまりをちゃんと見てるっていうか、
いろんなこと気が付くし、それをちゃんと言ってると思うんだよね。だからさっきの先輩に言えなかったとか、それは上下関係だからあったかもしれないけど、結構はっきり言う方じゃないかなと思うけどね。ほのかちゃんは。(笑)うふふ。
1年生の頃は、ほんとに何も言えなかった。意見とか。2年生からはちょっと分かってきたから、なんとなく言えるようになった・・・あと私気になったら、ほんとに解消するまで気になるタイプだから・・・。
― そうかなと思って、だからもうサッとそれを口に出して伝えてるっていう、ほのかちゃんだなって。どっちかって言うと、抜けてなくてしっかり言ってたと思うんだけどね。と、私には見えます。
ありがとうございます。新しい私が見えたみたいな♪(笑)あんまりしっかりしたイメージは自分では。
― 自分ではしっかりしてるとこもあるな、って思わないんだ。
なんか真面目じゃない。すごい頑固(笑)自分の考えを貫きたい人間なので(笑)
― (笑)私はだからしっかりしてて、はっきりしてるっていうイメージが強いから。私はね。うふふ。・・・では、ほのかちゃん、今趣味とか好きなこととかありますか?
あります。今、キング&プリンスにハマってます♪
― へ~、そうなんだ~。
去年のインタビューで確か、趣味がスプラトゥーンってゲームって言ってて、その後ぐらいからもうハマり始めて。ちょっともう、ファンになっちゃって。ちなみに今月(12月)のライブにも行きました。チケットが当たって♪
― へ~! チケット当たって良かったね! だって、絶対当たる確率低いでしょ。すごいやん。
当たった時、びっくりしすぎて、「え~!!!!!」って家の中で叫びました。
― 12月のいつだったの?
2日です。
― どこで?
大阪でやりました。
― 大阪でやったんだ。行けて良かったね~!
はい。楽しかったです。
― なかなか当たらないからね。すごい運を持ってる!
運が良くて、「あ! わっ!」って。
― それはもう家の中を飛び跳ねて叫んだでしょう! で、ライブはどうだった?
自分の推しが目の前にいるっていうのが新鮮すぎて、本当「わっ!わっ!」って語彙力をなくすくらい、言葉が出ないくらい。
― そんな近くだったの?
結構近かったです。一番前の席ではなかったんですけど、花道のすぐ近くで、花道を私の推しが通るんです♪ えっ! すご~い!って。
― へ~、すごい! 押しの人は誰?
長瀬廉くんです。どっちも二人とも好きなんですけど、長瀬廉くんが好きなんで。来た瞬間、本物だぁっ!って。現実の人が目の前に本当にいるんだ!って♪
― 生きてる廉くんが目の前にいて、そりゃあ大興奮だね~(笑)すごい!なかなか出来ない経験だよね。キンプリ、なんで急に好きになったの? ずっと前からいるよね?
結構前からあるんですけど、なんでだったかな? 分かんない(笑) でも元からジャニーズ自体は好きで一回離れてて、また好きになったって感じなので。
― またハマったんだね。胸キュンが。気持ちがいつもそうやって楽しいのはいいよね。
はい、楽しいです♪
― いつも歌を聴いたりとか動画を見たりとかしたり?
朝起きたらまず最初にMVを見るっていう習慣があって。で、曲を流しながら支度するので、お母さんにまたその曲~?って。
― 学校行く前にね。そうなんだ。またライブあったら行く?
行きたいです♪ 申し込みます♪
― また当たるといいね。
はい、運を貯めときます。善を積んで、運を貯めないと(笑)
― (笑)善を積んでね。当たるようにね。お祈りしてね。そのように願っております。当たりますように。ふふふ。
ありがとうございます♪
― それで、幸せな時は、どんな時?
推しのバラエティを見てる時です。
― バラエティね。そうか、結構出てるんだ。
最近は主演の映画があったので、それの番宣で出たりとか。
― 本当? 何ていう映画?
「法廷遊戯」って言うんですけど、北村匠くんとか出てる。長瀬廉くんが主演で。
― あ~、あったねあったね。
面白かったです。
― 今度見てみよう!
ぜひ見てください。
― 結構今若い俳優さんたちが、いろいろ頑張ってるでしょ。私も映画とかすごい好きだし、若い俳優さんたちが頑張ってるのがすごくいいから見てみたいけど、たくさんありすぎて、いろんな映画がね。でも見てみますね。
カンムリ番組は「キントレ」っていうのがあって、キン&プリがMCっていうのが出てるやつがあって、バラエティーで面白おかしくしてる姿が好きで、カワイイ~♪ってなっちゃうんですよ。うふふふ。
― かわいい~って、かっこいいじゃなくて?
カワイイ~♪が強くって。
― 今何歳くらいなの?
今24です。2人とも24歳。
― 憧れのお兄さんじゃないけど、彼氏にしたいとか?
彼氏とかは本当におこがましい・・・
― (笑)
見てるだけで幸せ。
― そのほのかちゃんの嬉しそうな顔、幸せそうな顔。
毎日楽しく生きてますね。
― いいね、それ。やっぱりそういう趣味っていうかね、好きなことって大事だよね。自分の人生を楽しくできるってね、大事だと思う。
じゃあね、ヒメヒコの話、さっきちょっと聞いたけど、今努力してることとかありますか? 今頑張ってることとか目標とかでもいいし・・・。
目標は悔いのないように公演を走り切りたいなって。3年生で最後なので、3年間頑張って積み重ねてきたことを、ちゃんと全部発揮できるように、2日間で発揮できるように、っていうのを目標にやりたいと思います。そのために、自分が不安なことを解消しておきたいなと思いますね。
― 不安なことって、例えばどんなこと?
例えばさっきも言ったんですけど、裏の袖の道具の準備とか。あとは、自分の気持ちの問題ですね。緊張しいなので。結構。
― あ、ほんと?
本番前とかは全然緊張してないって感じなんですけど。全然楽しみ!みたいな感じですけど(笑)、いざ、やるよってなった時には、どうしよう!みたいになる人なので、直前にテンパるタイプなので(笑)
― そうか、でもそれ分かってるからね。それを克服できる経験もできるっていうのが楽しみだね! なんか、ほのかちゃんならできそうだな。
頑張ります。
― じゃあ、公演に向けてのメッセージですけど、何かお願いします。
はい。今回はヒメヒコ第二章ってことで、話の内容が去年と全然違うので、そこも楽しみにして頂きたいし、キャラクターとかもまた新しくなってますので、そのキャラクターとかも是非見てくださると嬉しいです。
― はーい。ほのかちゃんは何の役だっけ?
今回はカズヒコのクラスメイトの「コナツ」です。
― コナツ?(笑)「ナツ」(昨年までの劇中キャラ)がちっちゃくなったの?
そうなんですよ。ちょっと小さいナツになっちゃって(笑)
― 小さいナツになって、男の子役なの?
女の子です。
― 女の子役なんだ。昨日少しお稽古見たら、ユージ君とかがいて、2人友達がいて(だから男の子かなと思ったんだけど)、その1人の方の・・・・
取り巻きの方。
― 取り巻きの方なんですね。で、女の子なんですね。どうですか。役をやってみて。
今すごい悩んでます。初めてセリフをもらったので。
― ほんと?
今までダンスとか歌とかを中心で頑張ってきたので、自分の口から出すっていうのが難しく感じます。
― そうなんだ。セリフがあるから、セリフも頑張るってことだよね。
はい!
― それは楽しいね。さっきちょっと時間があったから、台本をちらっと見たんだけど、ほんとに変わってるなと思ったので、やっぱセリフとかキャラ作りっていうのはみんなそれぞれの人が大変だろうなって思って。ほのかちゃんとしては、コナツちゃんをどういうキャラで演じるっていうのは、もうだいたい決まってるの?
はい。もう気が強い。
― あ、そうなの? 気が強い?
ユージくんがほんとに大好きで。ユージくんを尊敬してて、そのユージくんにつっかかってくるカズヒコがほんとに苦手みたいな感じでやってはいるんですけど、そういう表現が上手くできないので、そこを改善していきたいなって思っています。
あと、現在のコナツと過去の(奄美の)世界のコナツとはまた別の人間になるようにしてます。
― へ~、それは、役柄がタイムスリップすることで変わるのかな?
現在では小人数というか、グループで活動するじゃないですか。クラスとかグループが分かれたりだけど、過去の(奄美の)世界では村一丸となって頑張るっていう感じなので、過去ではもうみんなと仲良く、気を張りすぎないっていうか、一緒に頑張っていきましょうみたいな感じの、柔らかい雰囲気にしようかなって思ってます。
― あ~、なるほどね。おもしろいね~。とても楽しみです♪ 新しいキャラ作りを楽しみながら、小道具の準備も進めて下さい(笑)
(笑)はい。ありがとうございました。
― ありがとうございました。ほのかちゃん、頑張ってね~。もうはっちゃけて、今までの努力を本当に出せるといいよね。みんな楽しみに、期待してるので、頑張ってください。
はい、ありがとうございます。