特集

【第18回公演】インタビュー03
松長冬也(高2)

松長冬也
鹿屋中央高校2年

☆実は細やかな気遣いの優しい先輩、魅せます今年も進化した倭の使者、とうや!
ヒメヒコ歴:2年目
趣味・特技:空手(黒帯)
幸せな時:何気ない普通の日常があること

― よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

― (学校が改修工事で2週間休校とのことで)その間ずっとヒメヒコの練習ができるというわけだね。

そうですね。

― ということは、もう今年のヒメヒコはバッチリだよね。

それはちょっと分かんないです。

― ふふふ。今年は(公演が)9月だから、(冬合宿の前なので)去年の冬合宿のリベンジの話が聞けませんね(残念!)5月のこどもの日のイベント出演の後、これからキャンプだとかって、聞いたけど。キャンプがあったの?

イベント後にみんなでキャンプして、一緒にキャンプ場で泊まって。

― やっぱり、あったんだ。そっかそっか。今年の公演の後は、冬キャンプとかどうなるんだろうね。

分かんないですね。

― あるといいよね。

あってほしいですけどね。

― 公演の後のことは、まだ何も聞いてなくて?

聞いてないですね。

― そうなんだね。卒業公演じゃないけど、何かやってほしいなって思いますけどね。

― 今年はまた使者だったね。

ですね。

― 今年はキャスト発表があって、どうでしたか?

いや~、やはり来たなって感じです。

― やはり来たなって(笑) そっか。ふふふ。オーディションで、何か狙ってた?

というか、今現状、使者が自分に一番合ってるっていうのが分かってたし、去年の公演とか通して。

― あぁ、そうなんだ。

やっぱり使者がしっくりくるっていうのと、演じやすいし、楽しいっていう。

― そうなんだね。

だからもう使者は.・・・なんていうか、嬉しいですね。

― そう、良かったね! なんか今年の使者はまた、こう違う感じでやろうとか、何か思ってるの?

今年の使者は・・・去年の(公演の)特別公開があってですね、土曜日の特別公開がキャストの中で流されて、それを見たんですけど、やっぱり一年の頃、下手くそだと思って・・・

― そう?

一年の時の公演の部分が、すごい下手くそと感じたんで、

― へ~、そうなんだ。

ちょっと声の張り具合いだったり、舞台に立ってる時のちょっとフラフラする部分だったりとか、そういうとこを訂正して、今年はまた変わって、強い使者って感じでやろうと思ってます。

― そうなんだね。強い使者ね。昨日初めて今年の稽古を見せてもらったけど、もう板についてたよね。

結構、出来上がってる感じですね。

― 立ち回りもすごい上手かったしね。

立ち回りは、ですね。

― 去年、空手やってただけあって、蹴りのシーンすごかったよね。

蹴りは得意ですね。

― 一瞬何が起きたか分かんなくて、会場もハッってなってたんだよ。

そうなんですか。

― そうなんだよ。会場の空気が一瞬止まった感じだった。

えぇー。

― あのスピード感と、命中するっていうのがすごかったよね。去年の使者の時は、緊張したりとかはしなかったの?

緊張はしなかったんですよ。今、ヒメヒコやってる!舞台に立ってる!っていう感じで。

― (舞台での)現実を体験だね。お客さんいるしね!

そうですね。

― やっぱ、お客さんいると違う? いつもと雰囲気が。

雰囲気が違うし、それこそ照明とか衣装とかがあるから、場の雰囲気が。だからやっぱり使者に入り込めるというか。

― なるほどね。それは良かったね。

はい。

― でも下手だなと思った割には、すごく良かったんじゃないかなぁ。今年はさやちゃん(姉:もう一人の使者役)とですね。

そうですね。

― 打ち合わせがよくできるんじゃない?

そうですね。家で結構、今日の稽古こうだったねとか言い合って、ここしよう、とかすぐ言って、じゃあやってみようって、家でやったりできるので。

― 家でまた練習したりとか修正できたりするんで、いいね。

― ヒメヒコ全体ではどんな感じ? 先輩になったじゃない?

でも2年生でも結構初心者の方が来てて・・・あと、本当に後輩がすごいんですよ。いや、そもそもですね、9月公演っていうのを聞いて、内心めちゃめちゃ焦ったんです。9月で、去年やった2月のクオリティを出すわけで、これはお客さん呼べるのかと思ったりとか。

― そうだよね~。

それこそ自分は使者だから、その点で言えば少し自信はあったというか、大丈夫かなと思ったけど、(一年生は)舞台に立ったことないから、大丈夫かなと思ったり、精神面とかでも大丈夫かなと思ったり。自分、声が低いじゃないですか。だからどうしても、威圧感が言葉に出ちゃったりするから・・・

― 会話の時にね?劇の中じゃなくてね。

劇の中じゃなくてですね。威圧感が出ちゃう部分があるから、だからいまだに模索中ですね。接し方というか。

― そうなんだね。・・・「低音の魅力」っていう言葉があるのでね。

ふふふふ。

― 低音は魅力的なんですよん。とうや君って、見てるとすごい気遣いがあるし、後輩に優しく接してるみたいだけど。

そうですかね~。それをできてるのか本当に不安で。

― でもなんか、話し方もすごい優しいっていうか、温かい声をしてるよ。

大丈夫ですかね。

― 全然大丈夫。逆に、なんかこう安心して話しできるんじゃないかな。そんな感じがする。相談もしやすいんじゃないかって思う。1年生の時のインタビューの時に、なんか優しい先輩に自分はなれないんじゃないかみたいな、そういう話をしてたけど、なってるんじゃない?

いやぁ、分かんないですよ。後輩もみんな頑張ってくれてて、同級生も先輩もしっかりこう、自分の目標とか舞台に立つ上でのプライドとかをかけて頑張ってるから、個人的に9月公演は多分、納得のいく形になるんじゃないかなと思います。

― それはすごい楽しみだね。さっき心配してた1年生の子たちが、9月公演大丈夫かなっていうのは、大丈夫そうって感じ?

ん~、てか、もう本当に成長が目覚ましくてですね。みんながみんな、しっかりと自分を持ってて、個性を活かした演技をできてる感じなので、本当に良い後輩に恵まれて。

― そうなんだ。去年もそうだったんだけど、逆に3年生の先輩たちが、本当に良い後輩たちに恵まれたって絶賛してたからね。

いやぁ。

― ホント、ホント。だから後輩たちに、やっぱり先輩たちもね、目が覚めるっていうか、なんかエネルギーをもらったりとかね、刺激して合って、良いものが本当にできていくもんね。とにかく2年生として先輩になったからね。で、もう一段階あるからね。でもなんかすごい落ち着いてて、いい感じよ~。なんか、それこそ、とうや君が成長したなって感じ。

あぁ、本当ですか。

― 安定してるっていう感じかな。心配することは全然ないと思います。

― ちょっとインタビューの質問にいきますけど、ヒメヒコ歴が2年で、あと趣味、特に興味あること、好きなことって今何かある? 去年は空手の話をして、それもヒメヒコに入ったきっかけで話してくれたんだったね。

はい。そんな感じですね。空手はもう辞めちゃったんですけど、やっぱり立ち回りだったりとか、体を動かすこととかが好きになりましたね。

― なるほど。今年は特に、ヒメヒコ以外に、何か自分でやってることはあるんですか?

結構昔は限界を決めつけてる自分がいて、例えば使者だったら、刀を振る時の速度だったり切れだったりを、ここまでいければ十分かとか、ここまでしかできないか、みたいなことを、今年はどんどん伸ばしていこうと思って。刀に慣れていったりとか、今年は使者に選ばれて、頑張らないといけないことがすごい多いなって思って。

― へ~、そうなんだ。

まず、歌が自分、低音しか出ないから、それが本当にコンプレックスで、日常会話も本当低音ばっか、気がついたら出ちゃってるから。それもちょっとコンプレックスなんですけど、歌もできるだけ高音が出せるように、頑張って歌の練習をしたりとか、身体の動かし方とか、お客さんから見たらどう見えてるのかとか、そういうことを考えながら、役作りを頑張ってる感じです。

― すごい、すごい。ある意味、ちょっと余裕が出てきたってことだね。ああしよう、こうしようって考えられるってことが、その役を必死に頑張るっていうよりも、もっといろんなことが見えてきて、すごい余裕が出てきたって感じじゃないかな。

ですね。

― 先輩の貫禄だ。いい言葉が出てきた、「貫禄」が出てきたんだよ。ふふふふ。歌の低音のことって、そんな気にすることなのかなって思うけど、多分音の低い高いというよりも、音の発声のことじゃないかな。悩んでるところは。

あぁ、確かにそうですね。

― (とうや君の声は)なんか静かにこうスーッと出すっていう感じの声だから、なんかこうパッと笑い声とかって(遠くでメンバーたちの大きな笑い声が聞こえている)あんな風に結構高い音とか出るじゃない? うん、テンションの問題かな。テンションでもないか。

なんか本当常に、どちらかというと、陽気か陰気かって言われたら、陰の方なんですよ。

― あ~。

だから、少し落ち着いたように見えるとか、冷静沈着に見えるとか、そういう部分が、ちょっと威圧感とかを与えていなければ全然いいんですけどね。

― 大丈夫だと思うけどね。

大丈夫ですかね。

― 私はどっちかいうと、貫禄があるとか、そういう風に聞こえるけどね。というのは、声(そのもの)だけじゃなくて、声の持ってる表情っていうのかな。その声で、人ってなんかこう感じるものってあるじゃない。だからそこの気持ちが声に表れたりするので、同じ(低い)声を出してても、なんかこう言いたいことを我慢しながら感情を抑えながら言ってるのか、優しい気持ちになって、低いトーンで教え諭しているのか、いろんなその声の表情があるというか。とうや君も、別に威圧しようとしてるわけじゃないと思うから、逆に気を遣ってるわけで。

ちょっとそこが不安要素だったんで。

― 聞いてみたら? うふふ。今の言い方、怖かった?とか。

えっと、えっとですね。自分はメンタルが弱いんですよ~。

― そうなのか~。

変なところで、自分でも無意識になっちゃってきたんですけど、気を遣ったりとかが多くなっちゃうんですよ。

― あ~そっか~。

多分、過去のトラウマとかがあって、誰かに傷つけられることとか怖いのかなって、ちょっと思いますね。

― そうね、そうね。そんなことがあるのかもよね。そっか。いろんな子がいるのでね。ずばっと言える、何も考えずにずばっと言える子もいるしね。

鬼ですよ。たまに本当にいるじゃないですか。天然顔でずばっと言える人。

― そうそう、そうね。

怖いですよ。

― 本当に何も多分考えてなくて言っているとは思うんだけど、それでもやっぱり言われたことって傷付いたり、グサッときたりするもんね。

きますね。

― そっかそっか、そんなところでも、とうや君戦ってますね。

戦ってますね。

― ヒメヒコは、みんなお互いに信頼し合いながらやってると思うのでね、手探りしながらだね。

ですね。

― (使者役の)お姉ちゃんとか、例えば、自分の言い方がこんな風に聞こえたとか、こんな風に思われてないかって思った時に教えてくれる人がいるかな、と思ったんだけど。

あぁ、さや(姉)とか、だいちさんとかが、それこそ、とうやが言うとちょっと誤解をすることがあるとか、しっかり言ってくれるから、ちゃんと止めてくれる、抑制してくれる人がいるから、そういうののおかげで。

― それはいいね。自分だけで悩んでいると、本当に分からないからね。言ってくれる人がいるとさ、いいよね。えっと、四つ前の先輩かな、そうた君と、とうま君って分かるかな?

分かります。

― あの二人もちょうど三年生の時に男子二人で、そうた君が表、とうま君が裏だってお互い言ってて、補い合いながらできてるのがいいって言ってたんだよね。お互いに、お互いのことを助けてもらってるって言ってたけど、多分とうや君もだいち君とかさやちゃんとかいたりして、そういう意味では、心配事があっても補ってくれたり言ってくれたりして、ああ良かったって、安心できるってことがあるよね。

あります、あります。

― それはすごくいいことだな、と思うよね。相談できる人がいるっていうか。だから大丈夫だよ。簡単に言うけど(笑) 一番心配してるのは、そこのところ?

だったり、やっぱり役とか演技とかが安定してきたからこそ、別のことに目が・・・広い視野で見るようになって、そう考えたら、例えば関係がけん悪になってないかとか、(メンバーの)どこか仲良くないんじゃないかとか、自分的には仲の良さっていうのは、仲良い人とすればいいと思ってて。みんな仲良しみたいな人がいるじゃないですか。それは自分的には理解できなくて、例えばそれで嫌な人と我慢をして接してる子とかがいたら、それこそ後輩にそういう子がいたら、先輩として・・・うーん、なんていうかな・・・もっとできることはなかったのかとか考えちゃうから、できるだけみんなリラックスした状態で稽古に臨めるように。最近はけん悪なこととかないかとか、誰かが嫌なことしてないかとか。
あとですね、結構、誤解とかいろんなことが複雑に絡み合って、ちょっと嫌な思いしたりしたりだったりする人も多分出てくると思ったり、不安になる子とかもいたりするのかなと思うので、それも後輩、先輩、同級生、誰にしても、その辺を自分がリカバリーできれば、舞台に立つ上でのメンタルの持ちようとか、みんなで一致団結して取り組める舞台になるんじゃないかな、と思います。

― すごいね~。とうや君は、自分がそういうすごい繊細なところを持ってるから、そういうところが分かるんだよ。そこまで自分が余裕を持ててきたっていうのもあるけど、本当にすごい繊細で気遣いができるんだよ。だから、いろんなこと気が付くし、何とかしようって思えるし。その痛みが分かるから。それってすごい大事なことだと思うんだよね。後輩たちも、そういう先輩がいて、何かあっても安心だ、っていうのが伝わるんじゃないかな。

最悪自分が頼られなくても、やっぱり同性とか異性でとかで、頼りやすい人とかいるじゃないですか。だから自分が前に出て、そういう体制で気持ちを受け止めるっていうことをあらわにしていれば、話してもいいんだとか、心をちょっと開けてくれるじゃないですか。だから自分じゃなくても、他の2年生を頼ってもいいよみたいな。とにかくこう、なんかこう、ため込んで、吐き出せなくなって、しんどくなってっていうのが自分は一番つらかったし、その痛み、その辺はさせたくないっていう部分があるので。

― そうだよね。・・・今いい言葉、思いついた!「包容力」だ。ふふふふ。そのとうや君の声は、包容力なのかもしれないよ。

それ、ミッキーさん(前回卒業のヒメヒコ先輩)にも言われたんですよ(笑)

― (笑)すごい! 先輩、分かってるじゃん。

でも俺的には、ミッキーさんが一番包容力がありますね。声的には。

― そうなの? 

なんか、その場にいるだけで安心するじゃないですか、ミッキーさん。あの存在があるだけで。本当に羨ましい限りで、俺の目標は、ミッキーさんみたいな先輩になるってことかなって思っているんですけど、遠く及ばないですね。

― そんなことないよ~。ふふふふ。なんか、あのキャラはすごい不思議だよね。

ですね。

― 見てるだけで、なんかこう笑いがこみ上げてくるっていうか、なんだろう(笑)

分かります、分かります。

― まぁ、ヒメヒコの中では、実際どんな感じだったのか分らないけど、でも最初ヒメヒコに入る前に、とうや君じゃないけど、似たような経験はやっぱりしてるから、なんていうのかな、痛みを感じさせたくないっていうね、そこの気持ちっていうのは、ミッキー先輩もすごく分かるんじゃないのかな・・・。包容力があるかどうかっていうのは、ちょっと謎ですけど。ふふふ。

絶対的に安心感がある先輩で。本当に助けになりましたね。

― あぁ、それは本当に良かったね~。だから、そういう痛みを知ってるからこそ優しくなれるっていうね。それは、とうや君もその通りだと思う。本当に包容力があるんだと思うよ。

まだまだ未熟ですよ。

― じゃあ、これからもっと、その包容力を広げていくんですよね。

あ~、ですね~。

― 低音の魅力で広げていくんだよ。でも本当大事なことだし、メンタルねぇ。ヒメヒコでもいろいろあると思うから、助けてもらえるって、すごい大事なことだと思う。いい先輩になれますよ。もうなってるかも。近く及んでるから、大丈夫よ。で、ミッキー先輩、公演観に来るみたいだから。

お、マジですか? これは頑張らないと!

― そうよ。頑張らないと。先輩に見せてやって。

はい!

― とうや君の姿を見たらね、分かると思うから。なんか通じるものがあるんじゃないかな。彼もすごい苦労してたのでね。ヒメヒコに入って、元気になって、それこそいい後輩に恵まれてね。最初入った時に、二年生だったけど後輩いなかったから。三年生になって後輩が来て、とうや君も入ってくれて、すご楽しかったと思いますよ。入ってくれて、ありがとうございます。

いやいやいや。

― 本当にお互いがね、良かったね。

お互いです。

― 先輩も後輩も、みんなね、いろいろと目標はあると思うので、頑張ってください。

頑張ります。

― あと(公演まで)1ヶ月もないけど、その後もずっととうや君の人生は続くわけだし、ヒメヒコとの関係もずっと一生続くと思うのでね。とうや君が先輩で良かったって、言われるれるんじゃないかな。

言われるように頑張ります。

― では、自分をどう思うかっていうのは、もういろいろ話してくれたから、次の質問で、今、とうや君の幸せな時はどんな時ですか?

それこそこう、普通でいられることというか・・・何て言うんでしょうね。・・・変わらない日常というか、普通でいられる日々がですね、幸せですかね。それこそヒメヒコの仲間と話す時だったりとか、友達と話す時だったりとか、何気ない会話だったり、何気ない行動だったりが絡み合って、今の自分があるんだなっていう、その幸せを感じますね。

― なんか映画みたい。でも、本当に大事なことっていうかね、本当に幸せってね、そういうことだと思う。何事もなくっていうかね、心に騒がしいものというか、痛みとかがなく過ごしていられるというかね。そして仲間って、すごいいいよね。

ですねえ。

― ヒメヒコならではの仲間っていうのかな。

そうですね。

― では、公演に向けてのメッセージ、9月の公演に向けて、何かメッセージをください。

9月公演なので(練習期間が短いので)少しのミスはご愛嬌ください! ミスを出さないように頑張るので。

― それだけ真剣にやるっていうことよね。

頑張ります。

― はい、頑張ってください。また新しい使者を楽しみにしてますよ~♪ 成長した使者、どんな使者だろうね。でも、今回は原点回帰ということだったから、丸々その通りするのかなと思いきや、やっぱり今年は今年でちょっと演出が違うみたいですね。カッコいい、とうや君の使者を楽しみにしてるからね。またいろいろ技を見せてもらえたらいいです。ふふふ。(前回は回し蹴り!)・・・でも使者の動きで、技とか入れやすいのかな?

あ~、でもやっぱり、刀持っちゃってるから。でも、刀持ったらこうするとか、ちょっとあったりします。

― 昨日見てて気がついたのは、持ち方が逆持ちになってるでしょ。

あぁ、そうなんです。

― あれは自分で工夫したの?

あれは順手と逆手っていうのがあって、順手っていうのがこう剣道みたいに、こうやって持って、刃をこっち側に持ってガンガンやるんですけど、自分はやりにくいなって思って、逆手に変えてみたら、かなりしっくりきてるんです。去年から今年も使者だったんで、練習を重ねて刀をぐるぐるしたりとか、どっちも使えるように頑張ってますけど。

― なんか、その持ち方の向きが違うのが、すごくカッコ良かったし、刀さばきもすごい上手だったから、そういうのも練習してるのかなって思って。

頑張ってますね。その辺は。ホントに。

― すごい、すごい。それって、我流で頑張るの? それともなんか、刀の番組?を見たり?(刀の番組って何だ・笑)

アクション映画とか見て、刀を振って、自分が真似できるまでやるみたいな。

― へぇ~、すごいね。だから、あんなにきれいに刀さばきできるのね~。

いや、でもまだちょっと、試行錯誤とかいっぱいしてないと、ですね。

― 昨日太郎さんがやり方を教えてたけどね。その立ち位置とか、いろいろあるんだけどね、そういうのは、とうや君は分かってるの?

去年やってるから立ち位置とかっていうか、だいたい分かってるつもりではいるんですけど、まだちょっと抜けてる部分がないかとか気をつけながら、あとはやっぱ、今年の使者の戦い、すごいな!みたいになったらいいなって。

― そうよね。

結構もう、今までの、それこそ創太さんとか、泰雅さんとか、空手経験者で、すごい立ち回りの形がきれいなんですよ。

― そうなんだ。

だから自分はそれを超えてというか、こうやってお客さんに、今年のヒメヒコは一味違うぞ、みたいな部分を与えたいなって思いますね。

― いいね、いいね♪ あの使者すごくない?すごいよ!って言ってもらいたいね!

言ってもらいたいです。

― 楽しみにしてるから、とうや君、いっぱい技出して。うふふふ。

頑張りま~す(笑)

― どういう技とか分かんないけど、かっこいいアクションを見せてほしいです♪

(笑)頑張ります。

― 楽しみにしてますので~。ありがとうございました。

ありがとうございました。

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