山のようなあじさいの花が出迎えてくれる「いこいの里園」。
色とりどりのあじさいが一面に咲き誇り、圧巻です。
あじさいの花を間近に見ながら、小道を散策でき、あじさいに囲まれて気分は幸せ♪
途中には展望所が3か所。本展望所から見えるのは、花と海とが美しくコラボする絶景です。
このあじさい園を創っているのは、地元にお住まいの川村忠光さん(80)。もともとは石屋さんでしたが、この場所から石が採れるので、何かできたらと思いついたのが、石を使って作る段々の花壇。山を開拓し、一つ一つ石を重ねたり組み合わせたりと、すべて手作りし1998年に初めてあじさいを植えてから、少しずつあじさいの数を増やし、なんと2013年には4000株に。今ではますます株も増え、これまでのあじさいも大きく育ち、年々見事なあじさい園になっています。
園内には石屋さんらしく、灯篭などの石細工や、石板で作った案内などが随所に見られ、あじさい園の落ち着いたアクセントになっています。
「手入れには苦労しますが、花が好きで花を観たいと思う人に喜んでもらいたいと思って日々励んでいます。」と川村さん。
こんな素敵な所を創って下さって、鹿屋市としてもとても嬉しいです!
うっとうしい梅雨の季節も、気持ちが明るくきれいになりますね。
毎年、遠方からも皆さん来られるようで、この時期のお楽しみのようです。
梅雨の時期には是非、読者の皆様も足をお運びください。
雨の日のあじさい、日本ならではの情緒がありますよ~。