ブロードウェイミュージカルの名作「コーラスライン」の作詞家であるエド・クレバンの成功と挫折、そして、彼を取り巻く登場人物たちの感動の実話を描いた、ミュージカル作品です。
超豪華キャストによる華やかな舞台を、ぜひ劇場でお楽しみください!
【ストーリー紹介】
1988年2月のブロードウェイ、シューバート劇場で「コーラスライン」の作詞をしたエド・クレバンのお別れ会が行われている。
しかし集まった友人たちは次第に、変わり者だった彼の悪口を言い始める。
エドの最初の恋人であり、一番の理解者である医者のソフィが彼の真実の姿を語り出し、物語は始まる。
エドが大学生の頃、精神病院に入院していた時、音楽をつくることによって心が安らいだ。
この体験とソフィの存在が心の支えになり、彼は作曲家への道を志すようになった。
レコード会社のプロデューサーとして働きながら、ミュージカルのクリエイターとしての夢をかなえる為に日々努力を重ね、ついに世界的大ヒットとなる「コーラスライン」の作詞家として大成功を収めた。
しかし彼の本心は作詞よりも作曲を手掛けたかったので、今一つ釈然としない日々を送っていた。
ある日、彼はソフィから自分が不治の病に侵されていることを宣告された。
そして作曲家としての夢を掴む前にこの世を去ることに…
エドのお別れ会で友人達は、彼からそれぞれに贈られたお別れのメッセージを受け取り、エドの死後にはじめて彼の真心、真実の姿を知るのであった。