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【第16回公演】インタビュー13 中俣れあな(高2)

中俣 れあな(ニックネーム:れあなちゃん、れあちゃん)
鹿屋女子高校2年

☆自分がまず楽しく、そして豊かな表情をめざす、れあな!
ヒメヒコ歴:2年目
趣味・特技:読書、小説や詩を書くこと
幸せな時:最近は寝てる時

― では「れあな」ちゃんからお話を聞きたいと思います。よろしくお願いしま~す!

お願いします。

― 学校はどうですか?もう2年生だから、慣れて?

検定とかが少なくなった分、ちょっと難しくなったりしてます。

― そうなんだ~大変だね。学校の勉強ね、あとヒメヒコと両立するのがね。

はい、ちょっと・・・

― ヒメヒコのメンバーたちもね、2年生になると、すごい大変で悩んでたりとかする子もいるけど、れあなちゃんはどう?

専門学校っていうこともあって、そこまで悩んだりましないんですけど、結構やっぱり休みの日は検定でつぶれたりとかですね。ヒメヒコ休みにでイベントが入ってると、気持ちが休まらないっていうか。

― そうだよね。でもヒメヒコのイベントも出たいしね。えっ、でも専門学校ということは、もう進路を決めちゃってるってこと?

今のところっていう感じで。

― あ~、そうなんだね。ここに行きたいっていう感じでね。じゃあ、どうしようって焦ってるわけではないんだね。

迷ってはいるんですけど。

― これからまだ時間もあるし、まだ2年生だからね~。

― ヒメヒコが今年で2年目になりましたけど、2年生になって先輩になって・・・1年生が入ってないから先輩になってはないか(笑)2年生になってどうですか? 1年生の時と変わりましたか?

自分の中では、ちょっとずつ周りが見えるようになったりしてるのかな~と思います。

― そうなんだね!

1年の時よりかは、ちゃんとできるようにと思って、頑張ろうと思っています。

― 去年は、ヒメヒコに来ることがいろいろ大変っていう話しをしてくれたけど、今はどんな感じかな。

ヒメヒコの稽古自体は結構楽しくて、同級生の子たちともいろいろ話したりして、最近は全然(大変じゃない)です。

― そうなんだ。去年はね、お母さんが、勉強の方を頑張りなさいみたいなこと言っててね。

最近は、テストの方も自分なりにいいかなって。最近はほとんどもう、そういうことも(なく)・・・

― お母さんも応援してくれる立場になってくれたんじゃない?

はい、そうですね。

― 良かったね~。ちょっと前後しますけど、れあなちゃん、今、趣味とか特技とか興味あること好きなこととかありますか?

今は・・・変わらず読書とかですかね。

― あ~1年生の時、その話してくれたもんね。

あ~、そうでした。

― 読書をしたりとか、そう、小説をね、書いたりとか、学校の部活だったけね。

はい、部活で。作品作ったりとか。

― そうそう。今年もあるの?

はい、あります。文化祭でも作って、作品を載せて。

― そうなんだね~。文化祭はいつ?

文化祭は10月の後半ぐらいに終わりました。

― もう終わったんだね。その時もなんかその雑誌を作ったりとかしたの?

はい作りました。

― 今回は、れいなちゃんの絵とか小説とか載せたの?

載せました。表紙を書いたのと、作品を小説を一つと、詩的なものを。うふふ。ちょっとそれを載せる人が少なかったので、ページを増やすために(自分がしました)。

― へ~。自分のできはどんな感じだった?

今回はちゃんと見直したので、人様に見られても恥ずかしくない文章と思いたいです(笑)

― そうなんだ~。じゃあ、楽しくできて良かったね。

はい。

部活の友達も手伝ってくれて。

― ほんと~? 良かった、良かった。楽しい文化祭だったね。友達もいろいろ褒めてくれたり、良かったよとか言ってくれたんじゃない?

はい、言ってくれました。

― そういうのって励みになるよね~。やって良かったなって思えるもんね。その雑誌、よかったら見せてください♪。

一応、その小説の方は(控室に)あるので。

― え~、後で見せて~♪

あれで良ければ。

― では、れあなちゃんの、自分がどういう人だと思うかっていうか・・・1年生の時はこうだったけど、今はこんなふうに変わった~、とかみたいなのありますか?

変わってるのかな~・・・っていうのは、自分の中でちょっと不安なところがありますけど、結構、人にいろいろと自分の意見を言うのが・・・考えられなかったりとか、自分の感情を表現するとかができないっていうか、ちょっと苦手なので。

― 今もそんな感じ?

最近は自分からいけるようにと思って、頑張ってはいるんですけど。

― ヒメヒコの中に入っていると、結構そういうことが求められるというか、そういうことが多くない? 何か意見を自分で言わないといけないみたいなね。

自分を表現しないといけないとかですね。

― そうそう。でも、そういうのって、いろいろと勉強になるよね。

なりますね。こういう感じで話を広げるんだな、とか。

― れあなちゃんは、自分でこうしないとっていうところ分かってるから、ヒメヒコで周りを見てね、成長できるんじゃないかな、と思うよ。

ありがとうございます。頑張ります。

― じゃあ、れあなちゃんの幸せな時、どんな時ですか?

最近は寝てる時が。うふふ。

― やっぱりなんか、疲れてるのかな~?

いろいろ重なっちゃって、ついつい昼まで寝ちゃったりとか・・・。

― あ~、分かる分かる~。私もね、やっぱ仕事が遅くなったりとかね、疲れてる時にパソコンの前に座ってて、なんかクラっとかして(笑)

最近はちょっと、眠た過ぎてっていうか、結構風呂入るのとか後回しにし過ぎて、風呂入らずに寝て次の朝早くに入るとかっていうのをずっと繰り返してて、さすがにお母さんに・・・・・。

― それぐらい眠たくなるまで、学校とかでもいろいろあるし、プラス、ヒメヒコもあるからね~。

ですね。だから最近ちょっと大変です。

― よく頑張ってるね~。でも、続けてるっていうことは、やっぱりすごくプラスになると思います。

― ヒメヒコに入って2年目なんですけど、入ってからどうですか? 乗り越えてきたこととか、仲間がこうだよとか、なんかヒメヒコに関して、どんな感じを持ってますか?

そうですね。2年生間でもちょっとあったと思うんですけど、先輩たちに手助けしてもらったりとか、話し合ったりとかして壁はなくなったので、そこは乗り越えたのかなって思いますね。

― それは意見の食い違いみたいな感じで?

ヒメヒコをやっていく上で、意見の食い違いが。・・・ヒメヒコに対してどう思ってるのか、みたいなことでしたね。

― なるほどね、ひとりひとり違うからね。考え方とか、思っていることとかね。覚え方とか熱量も違うだろうし、その置かれている環境とか立場もね。その中で、違うなって感じることも、たくさんあると思うよ~。でもそこはそうやって話し合って、上手くまとまっていけて良かったね。

はい。

― なんか去年の冬合宿の時も、そういうようなことがあったみたいだけど、もうすぐまた冬合宿あるから、またさらにその時に「結束力」が違ってくるかもしれないね。「団結力」が。合宿は行く?

行く予定ではいます。バイトが、夏休みにしてたところで、冬休みもちょっとお願いされちゃって、シフト次第なんですけど、入って頂ける方がシフト決まんなくて、空いてますよ~って言っても結構連絡が来なかったりとかで、どうなるかまだ分かんなくて。

― あ~、そうなんだ。バイトしてたんだね。

はい、バイトやってました。

― えらいね~。

ちょっとお金をって、そういう経験をしてみたい、と思って。

― 自由にね、お金のことも、自分で考えるって大事だよね。

すごい動機があれですけど。

― いやいやいやいや、それはもう大事なことだと思うので。「稼ぐ」っていうのは、本当に人生の第一歩みたいなことだからね。まあ、もちろん「働く」っていうことが、どういうことかっていうことも経験できるだろうし。

はい、できました。

― 楽しかった?

結構楽しかったです。 職場の人たちも結構優しくて。

― え~、良かったね~。

コロナが流行って、バイト先の店長さんがかかっちゃったらしくて、私しかっていうわけじゃなかったんですけど、(人が足りないから)サポートの人たちが他の店舗から来てくださって、結構忙しくやってました。

― それは、大変だったね~。

その時は結構。

― そっかそっか。よく頑張ったね~。

はい。

― いろんなことがあるからね、それも一つの経験になったね!じゃあ、もう頼られて、また冬もだね。

ちゃんとできたらいいんですけど。

― ちゃんとできてるからこそね、やっぱりお願いされると思うよ。

合宿の方に行けたらいいなって思ってるので。でも、ちょっと1日目からだと、お母さんが、寝袋とかがって言うので。

― あ、そっか~。

2日目からまあ参加したいなと思って。

― あれって、途中から参加みたいに書いてあるのはそういうこと?

そうですね。1日目から行ってる人は、そのまま登山して山で泊まって、2日目で下山。2日目から行く人は登ってその日に下りてくるみたいな感じだと思います。

― あ、泊まらずにね。短いわけだね。コースが。去年行った?

去年行ってなくて、コースはちょっと曖昧ですけど。

― そうなんだ。でもいろいろやることがある人は、途中参加はなかなかいいよね。やっぱりがっつりいけない子もいると思うから。

去年も鹿屋高校の人たちが補習とかあったらしくて、2日目から参加してたりとかしてて。

― ほんと~。なるほどなるほど。少しでもうまく参加できるといいね。寒いのが一番怖いけど。

水が出ないってなると(笑)

― 去年、水が出なかったみたいだけど、バンガローの中とかは出るんでしょう?バンガローって山の麓(ふもと)に泊まるじゃない?そこは水出たんでしょう?山の中で、出なかったんじゃない?

私達の泊まったところは、全く出なくて。

― え~、そうだったんだ!

で、川に水汲みに行って。

― え~!!!そうなんだ!まあいろんな不便があるけどね、一つの経験だし、どうするのかみんなで話したりするのが、またいいのかもね。疲れたり、風邪をひかないように行けるといいね。

― では、今、れあなちゃんが目標にしていること、もうすぐっていうか、公演がだんだん近づいているんだけど、目標とか努力していることとか、何かありますか?

目標としては、自分自身が楽しんでやるっていうのを、最近頑張ってやろうと思って。自分の感情が結構出てしまって、楽しくないみたいな。結構、(楽しいとか)そういう感情を作るのが下手で。楽しくやるシーンとかも、自分がちょっとできてないなぁって思ったりしてるところもあったんで、そういうところで、まず自分が楽しいと思えるようになってからって思います。

― それって、難しいよね。演技の中での楽しさと、やってることの楽しさとまた違うしね。

そうですね。そこら辺の線引きが難しくて。

― そうだよね~。

純粋に楽しんでやろうってなると、役ってことを・・・舞台ってことを忘れてしまいそうだなーっていうのはちょっとあって。

― 難しいね~。なんか、例えば学校で嫌なことがあったり、落ち込んだりしたような時とか、やっぱ気分が乗らない時とかってあるでしょう。

ありますね。

― そういう時にもやっぱり、楽しい演技ができないといけないよね。

そうですね。そういう時にもちゃんとできるようにと思って。

― それは、演技の技術っていうことなのかなぁ。

いろいろごちゃごちゃ考えずに、視野を広くして、みたいなことを考えています。

― 視野を広くするっていうのはその、稽古の中でのいろんな状況を自分が作るっていう意味で、そのもっといろんな視野を広げて、それを表現できるようにするっていうことかな?

あ~、だいたいそんな感じ。視野を広げて、自分でできそうなところは自分でやるみたいな感じで、ちょっとここは人が足りなさそうだなぁっていうか、舞台上でも、片付けとかそこら辺のことでも・・・

― あ~、なるほど、なるほどね。もっといろんなことも、見えるようになるっていう。

はい。見えるようになる。気遣いとか。

― あ~、気遣いとかね。

見えるようにして動いていけたらって。

― 本当、それすごい大事だよね。みんなで創るものだからね。自分だけ演技ができれば良いっていうもんじゃないしね。

自分ひとりが動かないっていうのは、だめだなって去年つくづく感じたので。

― へ~、どういう時に感じたの?

先輩から教えてもらって。こうやって言われてる部分とかも、よくよくちゃんと見てみたら、自分で気付けたのかなっていうものだったりとか、先輩達に頼りっきりになってしまって、ちょっと迷惑かけたりしてしまったりとかって。

― そうなんだ。

今年はそういうのちょっとでも少なくできたらと思って。

― なるほどね。自分から動けるとか気付いたりしてね。それで動けるようになるってことね。

はい。

― それは舞台を作る上で本当に大事なことだ。

そうですね。

― そういう風になれたらいいね。れあなちゃん、すごくいい目標もってるね!

はい、頑張ります!

― じゃあ、公演に向けてのメッセージですけど・・・去年は、高校生が来れなかったけど、今年は来てほしいよね。

中学生の人たちとかも。

― そうそう。

できれば入ってほしいと。

― そうそう、そうそう。では、メッセージをお願いします。

去年と違った舞台になって、すごいまた楽しくなると思うので、私自身もちょっと頑張ってやりますし、新しいヒメヒコを、ぜひ楽しんで頂けたらと思います!

― 今年もまた変わるのかな~。

最初の部分ではあるんですけど、前半のところでだけでも、ちょっと(演出が)増えたりとか。毎年来てても楽しいって思えるようなおもしろい感じで。

― それこそさっきの話じゃないけど、演じてる自分が楽しい気持ちがいつもあるとね。まあ、れあなちゃん、いつもニコニコしてるし。

もうちょっと笑いなさいとか言われるんですけど。

― え~そうなんだ。

高校生活の時とかも友達が結構休みがちの子で、独りで居る時とかも結構・・・お母さんからも、怒ってる時の表情とか、結構顔に出やすいって、普通にしてると怒ってるのかなって思っちゃうって。

― なるほどね~。でもそうやって言ってもらえるから~。

自分で気付けないから。

― そうそう。自分で気づけないもんねえ。でもそれって逆に考えると、「表情が豊か」っていうことだからね。

あ~。

― それをね、いい方に使えるように、使い分けができるといいよね。特に演技とかだったら、怒った時、悲しい時・・・表情が豊かなわけだから。去年ね、よしのちゃんがヒメをやったときに言ってたのは、自分の時は、今までのヒメと何が違うのかって考えた時に、自分の武器はその「表情」だって言ってたんだよね。演技する時って、やっぱり顔の表情とかってすごく大事じゃない?大げさなぐらいね、顔に出すよね。

楽しいところは楽しく。

― そうそう。だからよしのちゃんはそこをやっぱりすごく上手に出してて、あのすばらしいヒメを楽しめたよね。れあなちゃんも、そういう風に言われるってことは、それだけ「表情」があるっていうことだからね~♪

考えもしなかったことです。ありがとうございます。

― だからそれを武器にしていけばいいんじゃないのかなと思うよ~。頑張ってください!

はい!

― ありがとうございました~。

ありがとうございました。

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