今年もヒメヒコ公演の日がやって参りました! まずは無事開催されることが、とても嬉しく感謝です。
今年は、「高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」 第二章 ~祭りを取り戻せ~」という新しいタイトルです。「第二章」・・・ということは、これまでのストーリーの続きということでしょうか。ポスターには「私もね、あなたと同じ歳の頃によく夢を見ていたわ」という言葉、「世界中を揺るがした疫病の流行から17年が経った未来―」「祭りを取り戻せ」というタイトル・・・これは何を意味するのでしょう。そして「17年目のステップ」。第17回目の舞台が、いよいよ幕を開けます!
開場
今年もたくさんのお客様が来て下さいました♪ ヒメヒコグッズも充実しています。
※グッズ販売の収益はヒメヒコ活動に充てられます
舞台裏
舞台裏の雰囲気も様々ですが、今年は記念撮影モードでジョークが飛び出す余裕も♪
バンド&音響
圧巻の生演奏&生歌のバンドの皆さんと、高い技術の音響さんです。
円陣 ~静かなる団結~
今年は人数が多く、舞台の裏側での静かな円陣でした。
太郎さん「・・・・今回は第二章ということで、特別ゲストも集まって、ダンス部の皆さんにはいろいろ無理難題を言いましたけれども、ギリギリなんとかやってくれて、OBOGの人もいて、みんながびっくりするものを創れているんじゃないかと思いますので、最後みんなでしっかり出していけたらと思います」
ダンス部の代表「緊張しますか? ヒメヒコさんの3年生は今回が最後で、私達と一緒に一つの作品を創れていることが、私たちにとって本当に幸せで、練習しててホントに楽しかったです。最高の舞台をお届けできるように、また更にいいものにしていきましょう!」
太郎さん「じゃあ、円陣組んで。小さい声バージョンね。行きますよ。せ~の!」
全員「おおすみ大好きぃ~~~!」
太郎さん「よし! 勝ちに行きましょう!よろしくお願いします!」
全員「よろしくお願いします!!」
さぁ~、楽しみながら、挑んでいきましょう! 舞台に出演する全ての勇者の皆さん!!
そして新たな物語が始まる・・・
舞台撮影:小竹真吾
◎奄美の島にて
◎物語の重要な鍵となる白い鳥
◎祈り
◎教室で&マナ先生!
◎お祭りの話と神社
◎眠るマナと夫
◎奄美の民の結(ゆい)
◎伝える思い
◎倭(やまと)の使者
◎ヒメの覚悟
◎「結(ゆい)」を舞う
◎戦さ
◎家族 ~昭彦先生と姫子先生と子ども達~
◎心からの願い ~祭りの復活~
◎青年団と姫子先生
◎祖父母の思い出
◎疫神(やくしん)との闘い
◎取り戻した祭り ~鉤引き祭り~
◎伝統を継ぐ ~おおすみ棒踊り~
◎大隅大好き!!
舞台あいさつ ~マナ役と3年生全員~
今日の舞台挨拶は、マナ役・ヒメ役を演じた、かなさん。かなさんもいろんな壁を乗り越えて、今日の舞台に堂々と立つことができました。
「(劇中の中では「流行病(はやりやまい)」が示唆するもの)このウィルスが流行ってきたのは、中2の時だったと思うんですけど、その時から学校行事も花火大会とか地元のお祭りとか全部なくなってしまったことを思い出しました。・・・このコロナウィルスの影響で、実は私が高校1年生の時に、ヒメヒコの公演をすることが危うくなりました。その時、もう無理なのかとあきらめていたんですが、太郎さん、文化会館の皆さんが入場制限付きではありましたけれど、何とか3月に延期して公演をすることができました。その時に、私達っていろんな人から支えられまくって、舞台に立っているんだなって改めて思いました。
私が一番胸を張って言えることは、私の周りの人達そして環境が最高だということです! 私達のために裏でいろいろ動いてくれる太郎さん、そして鹿屋文化会館の皆さん、地元の皆さん、みんながサポートしたいと思わせるような、みんなに愛されるヒメヒコ、むちゃなお願いにも起用に対応してくださる国分中央高校ダンス部の皆さん、そして毎年すごいすてきな演奏をして下さっているヒメヒコバンドの皆さん、毎年音響、照明、舞台に欠かせないものを作って下さっている皆さん、見えないところで踊りの振り付けを稽古して下さっている先輩方やメイクをして下さった先輩方、卒業しても衣装を担当して下さる保護者の方、すごいたくさんの人に支えられて、私達は今この舞台に立っています。私事ですが、わざわざお守りを買ってきてくれて「頑張ってね」っていう先輩がいて、卒業しても青年団の皆さんが私達のために来て下さっているし、いい人達に囲まれていて私はすごい幸せです。そして何より、お忙しい中、鹿屋文化会館に足を運んで観に来て下さった、ここにいる会場の皆さんに私は感謝しています。私に幸せと楽しさをくれて、本当にありがとうございました!」
そして、代表として話すのが申し訳ないぐらい仲間に迷惑をかけたことも思いにあって、仲間を思い、明日は話せないかもと、今年ヒメヒコを卒業する3年生のキャストの皆さんに一言をもらいました。
ひな(ユージ役):「自分は3年生になって入ったので、最初で最後の舞台だったんですけど、役を頂けたのもすごいうれしくて、女だけど男役を頂いて、ユージカッコいいよ!とか、めちゃくちゃ言ってくれて、最高の仲間に囲まれたなと思います。アドレナリンの言葉が出てこないですけど(泣いてる)、ありがとうございました!」
かずま(奄美の王・明日はカズヒコ&ヒコ役):「どーも! たくさんのお客様に来て頂いてうれしいです! 明日はカズヒコ役をやらせて頂くので、ぜひ今日の舞台を観て良かったな~と思って下さった方は、ぜひ明日も観に来て頂けるとうれしいです!」
りあ(白い鳥):「今日は公演を観に来てくれて、本当にありがとうございます。白い鳥という役は、私がずっと前から憧れていて大好きな役だったので、最後の公演で演じることができて、すごくうれしくて誇りに思います。今日の公演を観て、少しでも入りたいなと思ってくれた中高生の皆さんがいましたら、私の大好きな後輩たちが待っているので、ぜひ見学に来てくれるとうれしいです。」
ほのか(コナツ):「このコナツと言う役は、もともと普通の高校生だったんですけど、山にこもって合宿をする際に、太郎さんから「3歳児になれ」と言われまして、アメを頭に着けて、アメをずっと持っていました。今初めて、チュッパチャップスを付けて踊ったので、途中でアメが落ちてしまって、ハプニングがおきまして、そっからてんやわんやパニック状態でした。悔しい思いを抱えています。でも明日があるので、明日またリベンジしたいと思います。ヒメヒコを支えて下さる皆さん、そしてヒメヒコの仲間に支えられて私は幸せです。ありがとうございました。」
れあな(倭の使者・豪):「倭の使者は1年生の頃からやりたいな~っていう思いがあったんですけど、まさか3年生でこんなにできるとは思わなくて、初めはすっごい不安だったんですけど、いろんな方に支えられて、なんとか演じることができて本当にうれしいです。この公演に携わって下さっている様々な方のサポートや観に来て下さっている方に、本当に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。」
みきひろ(マナの夫):「今(紹介を)忘れられたマナの夫です(開場爆笑)。・・・今日の公演、感動して頂けたでしょうか。(会場大きな拍手)。今日来て頂いた方の半分は劇に感動して、もう半分は座り過ぎたことによる痛みで涙を流したことでしょう(会場笑い)。
私は3年で今年が最後の公演にはなりますけど、ヒメヒコ自体はこれからもずっと続いていくと思うので、興味を持った中高年、あ、中高年じゃない(開場爆笑!)・・・中学生、高校生の皆さん、今日これを観て興味を持って下さった皆さんは、ぜひ来年、再来年とヒメヒコに関わってくれたらうれしいです。本日はありがとうございました。」
みんな、それぞれの思いでこの舞台に立って、仲間と共に舞台を創って見せられたという、うれしい思いがあふれていました。そして明日の千秋楽に向かって、より一層絆が強くなっているような気がしました。
ゲスト~高隅中学校&ヒメヒコ卒業生の皆さん!
今回の舞台では、ゲストの皆さんが出演! 新しい展開のストーリーにまた一味違う趣を添えました。これからヒメヒコを経験できる学生さん達、ヒメヒコを経験して社会に出て成長している先輩達。現役のヒメヒコメンバーとの交流は、全てのメンバーにとても刺激になったと思います!
フィナーレ
まだ千秋楽は残っているけど、今日この日の舞台は終わりです。一つ一つを丁寧に、思いを込めた演技、舞台を見せてくれてありがとう! 明日も楽しみにしています♪
お見送り
外ではありますが、コロナ以降、「お見送り」が復活して、会場の皆さんに感謝のあいさつをすると共に、いろんな人が声をかけてくれて、久しぶりに会ったり、新たな出会いがあったりして、ヒメヒコメンバーも一番うれしい時だそうです♪ 喜び、楽しさを胸に、また明日!