昨日明かされた新しいストーリー。これまでの軸を残しながらも、今年しかできない内容の心揺さぶるストーリーは、コロナの影響に終わりが見えない今の私達に多くを問いかけました。といっても、今日初めて観て下さるお客様の方が多いわけで、今日の千秋楽、楽しんで頂きたいと思います♪ ヒメヒコキャストの皆さんをはじめ、出演者の皆さん、関係者の皆さん、頑張って下さい！
3年生の皆さんにとっては、本当に最後の舞台です！ 心おきなく、これまでのすべてを込めて、感動の舞台を見せて下さいね～♪
開場 グッズ販売
たくさんのお客様、ご来場いただきうれしい限りです！ ヒメヒコ会（保護者の方）も、グッズのアピールと販売を頑張ったり、OBやOG、ボランティアや関係者の皆さんが表から裏から、いろんな細々としたことをお手伝いして下さったり、鹿屋市文化会館にヒメヒコ愛があふれています♪
※グッズ販売の収益はヒメヒコ活動に充てられます
舞台裏 ～気持ちも道具も整えて～
舞台裏には、誰が書いたのか、こんな言葉がホワイトボードに！
「今日が最終日、全力で 楽しもう！（ハートの感嘆符）」
書いてくれた人、すごい！ ありがとう！と言いたくなる。二度と経験することのできない人生の一幕に向けての、「結（ゆい）」の気持ちあふれる一言です。
そして、舞台裏では着々と、最終準備が。みんなどんな気持ちなのでしょうね～。
開演前～気持ちを一つに～
いよいよ千秋楽、昨日に引き続きみんなの気持ちを高め、一つになる時が来ました！
太郎さん「最終公演よろしくお願いします。あいさつは・・・（特別ゲスト）中学生、生徒会長。昨日の感想と今日の意気込みを。」
高隅中学校生徒会長「昨日初めて舞台に立ってすごい緊張したんですけど、最後までやり切ることができて良かったです。今日は昨日ぶれてしまったところもあったので、そこを修正していきたいなと思います。本日もよろしくお願いします。」
ダンス部代表「いよいよこれから本番ですが、これまでの練習の成果や、昨日一度舞台に立たせてもらって、踊って、できなかった箇所をうまくカバーできるようなステージになるよう頑張っていきましょう。」
ヒメヒコキャスト「昨日はヒコで、今日は王様という全然違う役ですが、さっき声が小さいと言われたので、声が小さかったら声が小さいと言って下さい」（笑）
太郎さん「じゃあ、頑張っていきましょう。いつも本番に臨むときに、忘れないようにしているのが、集中することと、リラックスすることと、自信を持つこと、この3つを絶対に大事に、そのバランスがすごく大事だと思います。ガチガチになってもダメだし、あれこれいろんなことを考えすぎてもダメだから、まず自信を持って1年間やって来たことを、自分を信じて、目の前のことに集中、でもちょっとリラックスして臨んでもらえたらいいんじゃないかと思います。いずれにせよ、1年間やって来たことを出しましょう。みんな自分でこの1年間どうやってやって来たかなって振り返って、やって来たことをしっかり出していきたいと思います。
3年生にとっては最後の舞台になると思いますけれど、毎回毎回、最後はあるものです。だからそれをキッチリと終わらせるということも大事だし、一つの旅が終わるってことは、それぞれみんな新しい旅の始まり、です。だから今日終演したら、今度また新しい旅が始まるというので、そこに向けて頑張っていきたいと思います。まずは、この今日までの旅を一回しっかりと終わらせて、次に向けて歩みましょう。」
「では、円陣組んで。お客さんをしっかり泣かしてから、帰りましょうね。じゃあ、いきますよ！ せぇの！」
全員「おおすみ、大好き～～～～～ぃっ！」
太郎さん「よろしくお願いします！」
全員「よろしくお願いします！」
特別ゲストも含めた出演する皆さんを、舞台の神様はきっと微笑んで見ていてくださるでしょう。
「今日という一度きりの舞台で 踊れ 歌え」（劇中歌「12のキセツ」より）
舞台 ～心からの思いを込めて～
舞台撮影：小竹真吾
◎奄美の夢
◎よみがえり
◎クラスメイト＆マナ先生！
◎受け継がれてきたもの
◎マナと夫 ～夢を見ていた～
◎奄美の島の民 結（ゆい）の民
◎契り
◎交易 ～倭の使者～
◎民を守るヒメと白い鳥
☆ブレイクタイム：トークショー♪
数年前から、毎回休憩時間に「マッキーのラジオタイム」（正式名称忘れました）があり、劇団ニライスタジオのまさきさんがDJとなって、会場に駆けつけてくれたヒメヒコキャストの卒業生や伝統芸能を頑張っている学生さん達のインタビュータイムがあります。会場から生の声を聴くことができ、休み時間でさえ観客を飽きさせない、とても楽しい時間です♪ みんなの頑張りを知ることで、聞いている観客の人たちも元気をもらえます！
◎美しき舞踊「結」
◎戦いの敗者
◎強い意志
◎あたたかい家族（昭彦と姫子）＆絆の歌（姫子とマナ）
◎受け継がれる大切なもの
◎立ち向かう勇気
◎祭りを取り戻せ！ ～鉤引き祭り～
◎伝統芸能復活！ ～おおすみ棒踊り～
◎ヒメとヒコ ～白い鳥が運んだ古（いにしえ）の物語～
舞台あいさつ
今回、舞台挨拶をしてくれたのは、ヒメヒコ第二章となる新しいストーリーの中で重要な役割を担ったマナの夫役、みきひろさんです。昨日の各卒業生のあいさつでも、面白いことを言っていましたが、本日はどんなあいさつをしてくれるのでしょうか。
「ここで舞台挨拶をさせて頂きたいと思います。まずは、ここに出演しているキャストの皆さん、脚本・演出（の太郎さん）、舞台など様々な形でヒメヒコを応援して下さった皆さん、そして、今日ご来場して下さったお客様、本当にありがとうございました！
去年来て下さった方の中には気付かれた人もおられるかもしれませんが、私は去年「マナの彼氏」として出演していました。それが劇中では17年たって、なんと結婚いたしました！（会場大拍手！）でも、何事も永遠に続かないということで、今日を限りに離婚ということになりました（開場大爆笑！）何事も続かないと言えば、ここにいるヒメヒコ3年生、計7名か8名は、今日を限りに定年退職となりました（開場爆笑）。なので、新しくヒメヒコに入って下さる中学生、高校生の皆さんがいれば、ぜひ見学だけでも来てくれると、とてもうれしいです。・・・舞台挨拶と言っても、あまり長く話していると、皆さんの腰が痛くなるので（開場爆笑）、この辺でしめたいと思います。本日はご来場、誠にありがとうございました！」
キャスト全員「ありがとうございました！！」（会場割れんばかりの拍手！）
去年の劇中で、マナが歌っている時に紙吹雪をマナに言われて頭からかけ、最後にマナの頭に空のかごをかぶせて逃げて、マナに怒られてたあの彼氏（この場面はおもしろかったと評判でした）が、結婚してマナを思いやる夫になっていたんですね～♪ これは、昨年に続く今年しかできない演出で、演出家の太郎さんの演出の技のすごさを感じる、斬新な新ストーリーでした！
キャストのみんなとゲストの皆さん♪
最終公演、全てを出し切って、たくさんの思い出と熱い思いで泣き笑いのみんなです。キラキラしていて、観ていたお客様も思いっきり感動して、泣き笑いです！
おおすみ大好き！！ ～僕らの帰るべきところがある～
本当に本当に、素晴らしい舞台をありがとう！ みんなの人生に宝物ができましたね。今日この日のことを、いつまでもいつまでもずっと忘れずに！
感謝と記念撮影♪
たくさんの人が見に来てくれて、感動と喜びをくれて、最高の時間です！ 上手くできなかったことも含めて、自分の中にしっかりとした大きなものがドンっと・・・あるいは心の中に、涙を乾かすほどの清々しい風が吹いているでしょうか。
キャスト集合！
仲間っていいですね。先輩も後輩も現役も、これからの未来のキャスト達も。この世界をずっとずっとつなげていってほしい。 この場所が、世界のど真ん中だから。
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第17回の公演が終わってしまいました。新しい章という新しいヒメヒコ。今年のメンバーキャストでしかできないストーリー。特別ゲストの皆さん。心の琴線に触れる歌と伝統芸能を軸にした迫力あるそして華麗な踊りのいくつか。考え抜かれた演出と、この1年間身につけて来たキャストのヒメヒコへの思いと役割とを、しっかりとお客様に伝えてきた公演。コロナの終焉もまだ見えない世の中で、本当に大切なもの、守るべきものを、改めて考えさせられ、一人一人に問題提起されたような、そしてそれを演じる若者たちの美しいエネルギーに、またしても感動の涙がとめどなくあふれる圧巻の公演でした。
本当に本当にありがとう。みんなの思いが舞台の上で炸裂し華咲き、桜島の美しいマグマの噴火みたい。言葉では言い尽くせない不思議な気持ちの感動をもらえて、ずっとまだ、心が高鳴っているのは私だけでしょうか。
