菊地和寿(ニックネーム:かっちゃん)
鹿島朝日高校2年
☆ヒメヒコで自分を取り戻した勇気ある、初ヒコ役、かっちゃん!
ヒメヒコ歴:4ヵ月
趣味・特技:球技スポーツ、歌うこと、テナーサックス
幸せな時:シャインマスカットを食べている時
― では、初めてですけど、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
― 早速ですが、まず高校と学年と名前と教えてもらえますか?
鹿島朝日高等学校という通信制の高校に通っています。
― そうなんだ。(ヒメヒコにも)通信制の子、結構いるよ。何年生ですか?
今、2年生です。
― 2年生ね。はい。名前をお願いします。
菊地和寿っていいます。
― 何やらニックネームを、「かっちゃん」と言われてると聞きましたが、それヒメヒコの間で?
はい、ヒメヒコの間でも。小学校の頃からずっと、かっちゃんって呼ばれてて。自分も気に入ってて。
― そうなんだ。かっちゃん。呼びやすいしね。親しみがあっていいよね♪ うん。では、ヒメヒコ歴は、2年生だけど初めて入ったから、1年目ってことですよね。ヒメヒコに入ったきっかけは、ちょっと後で聞くんですけど、先にかっちゃんのことを聞いていいですか? 趣味とか特技とか興味あることとか、好きなこととか、何でもいいんですけど、何かありますか?
趣味は球技っていうか、自分がバスケをやってて。たまに体育館とか借りたりとかして、バスケットボールやバレーボールとかサッカーとかしたりしてます。
― へ~、そうなんだ。友達を集めて体育館借りてってこと?
自分の友達がバレーをみんなでやってて。クラスマッチの時にみんなでやってたんですよ。その時ずっとめっちゃ楽しくて。それで体育館借りたり、みんなでやったりとかしてます。
― そうなんだね。それは今の通信の学校でってこと?
ではなくて、自分が元々入ってた龍桜高校で。
― そうなんだ。ていうことは、今通信に変わった理由もあるっていうことかな?
そうですね。もともと看護科にいたんですけど、自分もすごい看護師になりたくて。
― え〜すごい!
父にも天職だって言われてて、自分もすごい学校で学ぶのが楽しかったんですけど、でもやっぱり人間関係があるから・・・ 専門学校だから忙しくて、ちょっと自分ついていけなくて、(通信に)決めるという形になりました。
― あ~、そうなんだ。 みんないろんな事情があってね、一つ上の先輩も。その前の先輩も通信に行ってたし、それぞれいろんなことがあるのでね。それはその人の人生というか、生き方だから、それを選んでそこを生きてるんだから、それはそれでいいのよね。
そうなんですよね。
― かっちゃんも、いろいろあったんだね。他に好きなこととか?
あと、自分、音楽がすごい好きで、たまに一人でピアノ弾いたりとかやってます。
― ピアノを弾いたり、というのは独学でって感じ?
自分が一応音感というか、小さい頃に親がピアノを弾いたりするんですけど、それを聞いて自分で「この音と合ってるな」という感じで、感覚で弾いてて。それが自分の中でもすごく楽しくて、たまに動画を聞いて、それをピアノで合わせてみたりとか、そういう感じで。
― へ~、そうなんだ。絶対音感があるって感じかなぁ?
絶対音感ってことではないんですけど、相対音感っていうんですかね。
― へ~。そんなのがあるんだ。
音は分かるんですけど、ドとかそういう正確に分かるわけではなくて、ただ感覚で分かるみたいな感じの音って感じです。
― へ~。相対音感ってあんまり聞かないよね。絶対音感っていうのは、みんな知ってるだろうけどね。でもすごいね。そんなの分かるってことは、ヒメヒコの歌とか、すぐ覚えちゃったりとかした?
でもやっぱりそういうのに関しては、ちょっとずつ覚えていくっていうか、感覚で分かった時にしてるんですけど、自分がもし歌うってなったときは歌詞も含まれてくるので、そこに合わせたりとかするのがまた難しくて、歌はちょっと難しい。
― あ~、 なるほどね~。歌とピアノで弾くのは違うわけだよね。
だから 歌を覚えれば、ちゃんと的確にアドバイスができるかなと。その部分がちょっと音が合ってなかったよ、とかいうのでは、自分は一応指摘できるとは思うので、そこは活かしたいです。
― そうなんだね。歌ったりするのは好き?
大好きです。
― 大好きなんだね。歌は上手い方? 上手い、下手はないかもしれないけど、自分で上手く歌えると思う方?
自分の中ではもう、上手い下手以前に、自分が本当に歌うのが好きだから。
― なるほど~。
誰かに聞かせるっていうことよりかは、自分でやっぱり自分の好きな歌を歌いたいなと思って自分で歌ったりとか、そういうのが自分では好きですね。
― なんか好きなジャンルとかはあるの?
ジャンルは結構、 何でも聞きます。洋楽も聴いたりとか。
― 聴いたりするのも好きなの?
聴いたりするのは好きですね。自分、吹奏楽に入ってて。
― え~、そうなの?
そこで、楽器と触れ合ってから、オーケストラとかジャズとかそういうのを基本やってる。
― すごい。吹奏楽で、いろんなジャンルを演奏したりするんだね。
ジャンルもあって、それで音楽がさらに好きという感じですね。
― 楽器は何?
テナーサックスやってました。
― へ~、そうなんだ。かっこいいね~。
いや、覚えることが多いです。
― ほんと?
自分も去年テナーサックス、一人だったので、必死に覚える感じで。
― ほんと?大変だったね。
すごく大変でした。
― でも音感がある分、なんか違うかもしれないよ。すごいね。曲は何を演奏したの?
自分が一番好きな曲だったら「Sing, Sing, Sing 」っていう曲があるんですけど、ちょっと改良した「Let's Swing」っていう曲がすごい好きです。
― そうなんだ。聞いてみたいな。サックスは3年前ぐらいかな、女の子がヒメヒコの舞台でも演奏したよ。彼女はずっと吹奏楽部でサックスやってて、太郎さんが演出をしてくださって。それぞれメンバーの得意なところを、太郎さんも演出の中に入れてくれたりするんでね。去年だと、とうや君が空手してるから・・・去年のは見た?
去年は見てないかな。
― 倭(やまと)の使者の役で、回し蹴りの場面があって、すごかったから、みんな唖然としちゃってね。それぞれの得意なことをね、太郎さんがいろいろ演出考えてくれるから、毎年本当に舞台が楽しみです。・・・ピアノを弾く時っていうのは、気分転換に弾くとか?
自分の気分転換ですね。
― えっと、きらと君もピアノ弾けるとかって言ってたけど、知ってる?
習ってるって聞きました。
― 連弾できたらいいなと思って。
自分も練習しようかな。
― 舞台の中で一緒に連弾するとか、かっこいいかもしれないね~。サックスもやったりとかね、
夢がある。
― そうそう。(太郎さんの演出次第ですが)・・・じゃあ、次の質問なんですけれども、自己PR。自分はどんな人だと思うかっていうことですが、自分はどんな人かなって、どんなこと思いますか?
自分ですか?・・・ 自分的に、やっぱりヒメヒコに入って、学校を辞めてから少し自分もあんまり人と関わる時間というのも少なくなってしまって、外にもあまり出なくなったんですけど、ヒメヒコに入ってから、またちゃんと人と関わる時間が増えて、すごく自分の中でも成長できたなって思って。
― うんうんうん。すごい、すごい。
うまくいかないっていうより、自分も今はヒメヒコの中で一番歴は短いので、その分自分の中で頑張ろうっていう気持ちがあって。「もう間に合わないんじゃないか」と思う自分もいたりして、その中で葛藤を繰り返して、やっぱり自分の中でも追い詰めるような人間なんですよ。
― あ~、そっかそっか。追い詰めちゃう。
はい。だからこそ、ちゃんと相手に相談できるようにっていう。
― それは、いいね~。そうか、そうか。
ヒメヒコって、やっぱり自分を出せるから、ヒメヒコでは自分を出していこう、って感じで自分では考えてます。
― それは良かったね~。ヒメヒコっていいのよ。だから、すごく。
はい、居心地がいいです。
― 私の身近にもそういう子がいるんだけど、かっちゃんと同じような感じで、学校辞めたりとか、通信だったりとかすると、人との関わりってなくなっていくじゃない? だから本当にそこで内に入っていっちゃうでしょ。でもヒメヒコに入ることで、今かっちゃんが言ってくれたみたいに、人との関わりも出てくるし、その中で自分を出せるっていうのが、やっぱりすごい良いところというか。
自己完結で終わらせてたんですけど、ヒメヒコのメンバーといて、自分の中でも「言える」存在っていうのができたのが大きくて、本当にヒメヒコのメンバーみんなに感謝してます。
― 言えるっていうことは、本当に大事だよね。今の話の続きで、先に聞きますが、ヒメヒコに入ったきっかけは、どんなきっかけで入ったんですか?
きっかけは、うちの母が保育士をやってるんですけど、ここあさんのお母さんが同じ仕事場で働いてて、自分も元からアカペラがすごい好きで、それのきっかけで「見に来てみれば」みたいな感じで誘われたのがきっかけで、今、ヒメヒコに入ってます。
― ここあちゃんのお母さんと、かっちゃんのお母さんが同じ職場で、かっちゃんがアカペラが大好きで、それをお母さんが話したところ、ヒメヒコに誘われてって、すごい縁になったね~。へ~、すごいすごい、お母さん同士の職場が一緒とかいうのは、なかなかないよね。同じ学校だったとかね、小っちゃい時から幼馴染だったとかね、そんなのはあるけど。それで見学に行こうと思ったの?
はい、母が「ちょっと見学に行ってみよう」みたいな感じで言ってくれて、自分は本当にその時全く家を出ない状態だったので、何か自分がまた外に出るきっかけになればと思って行ったところ、ヒメヒコに入ってますね。
― そこがね~、一歩出るっていうところが、かっちゃんにあって、良かったね~。そこが、本当にかっちゃんの強さっていうか、そこでよく踏ん張ったね。ほんと、それは良かった。それでいつぐらいに見学に行ったの?
6月・・・6月ぐらい。
― 6月くらい!?。
自分がちょうど台本が渡された時に入ったので。
― 公演9月だし、時間がなさすぎ(笑) すごいよね。普通なら2月なのに。
すごい焦りましたね。きっちり詰めて、今必死に覚えてる。ゆっくり(練習)できる時間もほしかったですけど、むしろゆっくりしてたら、後から時間がないってことに気づいてから焦り出してたかもしれないし、そう考えると、やっぱり9月公演で良かったなっていう気がします。
― そうね。ポジティブですね、かっちゃん。
そうなんですよ(笑)
― それで見学に行って、その時に「入ろう」って思ったの?
自分も結構いろんなことがあって、人に興味を持たなくなったとか、過度に人に期待しなくなったって思う時期もあったんです。自分が学校辞めてから。それからヒメヒコに行って、自然と人のことを見るようになったりとか、性格っていうのを見るようになって。第一印象から1ヶ月とかそういう期間が経っても、全く印象が変わらなかったりとか。そういうので自分の中で人を判断したりするようになってきて。母からヒメヒコのメンバーが、どういう人たちかっていう話を聞いてて。自分の中でも、「この人たち、すごくいい人たちだな」っていうのを第一印象から感じました。
― そうか~。第一印象からそれが分かったんだね。感じるものってあるよね。
ありますね。本当にたった数時間でしたけど、居心地が良かったというか、それで自分も「入ろう」っていう感じになりました。
― 素晴らしい!すごい! そこで決断して本当に良かったね。
「ここにいたい」という場所ができたので。
― 本当に良かったね! それから毎日練習してるの?
毎日ですね。
― そっか。それで入ってみたら、筋トレから、歌の練習から、演技からいろいろしないといけないでしょう。しかもヒコ役です。
自分は全然練習も経験もなくて、一番最後に入ったので、本当に自分みたいなやつに主役任せられていいのかなっていうところがあって。
― 選ばれてびっくりしたと思うんだけど、選ばれた後、ヒコ役を自分はできませんとか、そういうふうには思わずに「ちゃんとやろう」って思えたのね。
はい。 選ばれたからには、最善を尽くそうって思いました。
― なるほどね。すごいね。すごいことが起きてますね。ヒメヒコはいろいろとあるんですけど、本当にすごいことが起きてる。
それは自分にとっても身に染みて感じています。
― そこでかっちゃんが、最善を尽くそうって思ってる気持ちが、また嬉しいね。今練習の中で、目標とか努力してることとか、頑張ってるところはありますか?
やっぱり曲とかダンスとか、主役だし、セリフも多いので覚えることが本当に山積みなんですよ。でも、着実に一つ一つ覚えていこうかなって思っています。一個覚えたらその分の半分くらい後から出てこなくなったりとか、そういうこともあって時間はかかるんですけど、自分なりに工夫をして「ここまでになんとか間に合わせよう」って、自主練とかも積極的に参加して、どんどん教えをもらいに行こうとしてますね。
― そうなんだ。
自分一人の力じゃ成長できなかったので、そこに関してはヒメヒコのみんなの助けもあって、ここまでなんとか完成してきたっていう感じではあります。
― それは良かったね~。そういうことを肌で感じることができて良かったよね。舞台は主役だけのものじゃなくて、みんなが一緒にヒメヒコの舞台を作っていくからね。
誰一人欠けても、絶対に完成はしないので。
― そうそう。一人一人がそれぞれ努力して、そしてまたみんながそれを支え合ったりして創っていくのが、ヒメヒコだもんね。
そうですね。
― かっちゃん、本当によかったね~。
はい。良かったです!
― さて、さっき飛ばした質問なんですけど、今かっちゃんが「幸せだな」って思う時ってどんな時ですか?
自分、シャインマスカット食べるときが一番幸せです(笑)
― (笑) あ~、私も大好き♪
食べるとき、みんなから「幸せそうな顔するね」って言われます(笑)
― (笑)しあわせ~ってね。本当、本当。私もすっごい大好き。 美味しいよね~。シャインマスカットと巨峰と比べたらどっち?
シャインマスカット。圧倒的に。シャインマスカットですね。
― あの甘さっていうか・・・
程よい・・・甘すぎない、酸味の中の甘み。皮もそのまま食べられるし。
― 私、皮むく派なもんだから、あれすっごい皮もむきやすいんだよ。種は?
種ないです。たまに入ってるのもあるけど、ほとんど入ってないやつを食べてます。
― そうか、種ないよね。
種ないですね。
― そうだね。それもたぶん食べやすい要因かもしれないよね。
皮も結構栄養満点なんですよね。
― そうって言うんだよね~。(食べないとね~・笑) 私はブドウがすごい好きで。他のブドウも好きですか?
他のブドウも好きです。
― 以前は巨峰が好きだったけど、シャインマスカットが出てからは、そっちがダントツです。ただ、シャインマスカット、だんだんみんなが作りすぎて品質が落ちてきてるから、美味しいやつを選ばないといけないみたいね。
それは果物全般に言えますね。
― そうよね。好きなものが一緒で、なんか嬉しいね。
感激です(笑)
― (笑) あと、公演に向けてのメッセージを最後に聞きたいんですけど、今年は9月で早いんですけどね、何かPRをしてほしいんですね。公演がありますよってことで。自分のことでもメンバーのことでも、舞台のことでもなんでもいいので、何かPRをしてください。
やっぱりヒメヒコっていうのは、誰か一人でも欠けたら成り立たないので、個人個人でもすごい努力してますし、自主練という形でもみんなと助け合ったりしていて、自分はずっと教えてもらっている立場ではあるんですけど、本当にいい人たちですし、すごい居心地のいいというか・・・演技を見てても、いつもの雰囲気と切り替えて、すごくハッキリと気持ちの良い演技がみんなすごい。自分も見ていて楽しめるような演技になっているので、観に来るお客さんが、みんなが楽しめるようなヒメヒコを、みんなで創れたらな、というふうに思います。
― はい。ありがとうございます。本当そうだもんね。みんなプロの役者さんでもそうだけど、切り替えがすっごい上手だもんね。それはやっぱり演技をする人の素晴らしさというか、ヒメヒコのみんなもすごいよね。取材で練習を見ることがあるんだけど、太郎さんにちょっと教えてもらうと、すぐにそこにパッと戻って、同じところを何回も演技できる。それはいつもすごいなと思って。
やっぱり演じる中では、自分がどういう状況に置かれていて、自分がどういう演技をしたら理想的かっていうのを頭の中で考えていて、太郎さんに指摘されたところを頭の中で描いて、「この演技だったらうまくいくな」「自然だな」って考えながら演じていて・・・ミュージカルっていうのは、演じることが大事で、ドラマみたいな感じではないので、そこがミュージカルならではだと思うんです。お客様もそれを観に来てると思うので、そこを大事にしていきたいなと思っています。
― ミュージカルならではの見せ方っていうね。
そうですね。見せ方を大事にしていこうかなって思ってます。
― すごいね、かっちゃん。居場所ができただけじゃなくて、その中でいっぱいいろんなことを学べたりして、本当にかっちゃんが豊かになっているっていうのがすごい分かる。ヒメヒコって本当にすごい力を持ってるんですよね。これまでのメンバーにも何人もいたけどね、同じように心を閉ざしてたけど、ヒメヒコに入ることで自分をさらけ出せるようになってね、一番最初に言ってくれたみたいに、何でも言える。最初はちょっと様子見だったと思うんだけど、だんだんみんなで信頼ができて、その中でいろんなことがあっても、お互いの信頼関係で解決していく。お互いに気持ちを譲り合うことだったり、いろんなことを学びながら、それでも信頼関係で結ばれてるっていう。本当に心地よい場所だっていうのをみんな感じて、ヒメヒコにずっといられて、本当に感謝してると思います。そして太郎さんが演出家として、ヒメヒコっていう場を設けてくださっていることにも感謝ですよね。
― そして、かっちゃんはヒコ役だよ。ヒコって覚えることが多いし、立ち回りも全部こなさなきゃいけない。それにいろんな人格を表現しないといけない。プロポーズもしなきゃいけないし、戦わなきゃいけないし。王としての気品みたいなものを持って接する必要もあるし。
昭彦先生っていうのは、お客さんに「ダメだな」って思わせて、それからヒコになって、「やっぱりすごい、かっこいい」っていう、そのギャップを狙いたいっていう。
― なるほど、なるほど。
ヒコってやっぱり、自分の使命というかヒメのために戦って、で立場上、一つの国を背負ってるんですよ。それがすごくかっこいいと思います。
― そこがね、やっぱりヒコの一番の魅力だよね。この王様っていうのは若いけど、すごいものを背負ってるんだなっていうのが表現できると、貫禄も出ていいよね。ただの若い王様ってだけじゃなくてね。そういうふうに表現するために、工夫していることとかってあるの?
自分的には、昭彦先生ってすごいチャラいというか、動物大好きだし、姫子先生も大好きっていうキャラなので、ちょっと「ダメだな」って思われることもあるけど、やっぱりみんなから愛されるキャラっていうのを、自分の中でしっかり作りたいなって思ってます。自分が愛されたい、自分が愛したいってキャラを、自分が演じるのが一番だと思うので、そこをちゃんと自分の中で想像して、形になっていけばなって思いますし、ヒコは、自分たちが経験していないというか、戦がまだある時代だったんで、どう想像っていうか、心情もあまりよく分らないですし、自分たちみたいにただ毎日生きるのが当たり前っていう時代でもないので、暗殺されたりとか、そういうのもあるよっていうのが当たり前の時代・・・だからこそ、そこは一応将軍っていうか、そういう感じの立場でなりきる、自分の中で完全になりきれるわけじゃないけど、その時代に生きている人っていうのをちゃんと作れたら、という感じです。
― なるほど~。頑張ってください。
ありがとうございます!
― もう何も言うことなく、かっちゃんのその通りだと思います(笑)
あははは(笑) それはもう個人の感想なので。
― いやいや、本当にそうだと思うのでね。でも、かっちゃんならではのヒコっていうがあるから。同じ設定でも演じる人によって変わるからね。
そこがまたミュージカルの面白いところですね。
― そうそう、そうそう。私は1日目も2日目も見に行くんですけど、かっちゃんのヒコも楽しみにしてますので、ぜひ頑張ってください!
期待以上の成果を出すよう頑張りますので、ぜひ楽しみに観に来てください。
― おぉ~!楽しみにしてま~す♪ ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。