特集

【第18回公演】インタビュー07
蔵ヶ崎美月(高2)

蔵ヶ崎美月
鹿屋高校2年

☆ヒメ&姫子先生を、強く美しい歌声と共に演じきります、みづき!
ヒメヒコ歴:2年目
趣味・特技:最近はあいみょんの歌を聞くこと・筋トレも好き♪
幸せな時:マック食べてる時

― よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

― あと一週間になりました~。今年は早くてね、公演が。

早かったですね。

― すごい大変なことになってますけど(笑)

昨日「あと一ヶ月だね」って話を聞いたのにって、そんな気分です。

― 本当だね。でも元気そうで、みづきちゃんのいい声が、(会館内で)いつも聞こえてくるね。いつも歌ってるよね。

はい、ずっと歌ってます。

― ちょっと今日もいろいろ聞かせてくださいね。

はい。

― 順番にいきますけど・・・鹿屋高校でしたね。

はい、鹿屋高校2年生です!

― はい、みづきちゃんです。ヒメヒコ歴は2年です。最近の趣味とか興味あること、好きなことは何なのかな?

最近の趣味?

― 最近じゃなくてもいいけど。うふふ。

あ、あいみょん聞くの好きです。

― 本当?そうなんだ。それはまたどうして?

あいみょんって、歌詞がすごいエモくて、しかも恋愛ソングとかが多いんですけど、全部、あ~超共感できる!みたいな。

― そうなんだ~。

あいみょん大好きです。ホントに。

― そうなんだね。そっかそっか。恋愛ソングで共感できるってことは恋愛してるのかな? うふふ。

時々。あははははは。ま、いろいろありますよね。

― そうだよね。いろいろ、ありますね。それも青春の一部ですからね~。一番好きな曲とかあるの?

一番好きな曲は、・・・いっぱいあって、決められないです。

― そっか。

ハートっていう曲とラッキーカラーっていう曲と、今夜このままっていう曲です。

― そうなんだ。あいみょんの曲ってカラオケとかで歌う?

はい。

― 歌いにくくはない?

いや、ちょっと音程が細かくて難しいですけど。

― あいみょんの歌、私も何か歌ってみたいなって思ってたけど、私にはどれも結構難しくて、裸の心? あれならいけるかなって思って、ちょっと練習したことがある。
あいみょんって、すごいよね。フォークでしょ。ギター持って。カッコいいよね。歌もだけど、歌詞とかメロディーとかも、パーって浮かぶみたいな。

才能がすごいです。

― 最近はカラオケ行ったりしてる?

最近は1週間前くらいに行きました。でも稽古が多いので、最近はあんまり行ってないです。

― ヒメヒコでいっぱい歌ってるのでね。

そうです。

― では、、みづきちゃん、自分はどんな人だと思うか、とかどうですか?

え、自分はどんな人? 自分は、結構感情の浮き沈みが激しいかなって。

― そうなんだ。学校とかでも?

そうですね。どこでも。

― 共感したりとかがすごくできる感じかな? 共感するというか、気持ちが分かっちゃう?

気持ちが分かっちゃう。結構、泣いてる人とか、怒ってる人が近くにいたら、自分もそういう気持ちになる。

― そっか。だからヒメヒコのいろんな演技とかでも、それがね、

いい方向に出てほしいですけどね。

― そうそう。去年のミキ、すごい良かったよ~。すごく楽しくできてたよね。どうでしたか、去年は?

去年は、公演一瞬で終わっちゃって、びっくりしました。

― あ~、そうなんだ。

えっ? もう、♪夕暮れの・・・(笑)もう最後?みたいな(笑)

― そうなんだ。あっという間に終わったって感じだったんだね~。それだけハマってたし、楽しかったってことだよね。

記憶ないですよ、公演の。

― そんなになったんだ。すごいね!  今まで練習したものがパッと出せたっていう感じかな? 今までの成果が出たみたいな。

そうですね。ん~、どうなんだろう。でも体に染み付いてるのがそのまま出た、と思う。なんか、本番の2日目の公演の直前に、私のネタゼリフみたいなところで、使者が来るシーンの時に、ミキがポーズ決めてふざけてて、バレて「今日はあったかいですね。18度くらいあるかな」ってセリフがあったんですけど、それの2日目の公演の時に、太郎さんが「今日は寒かったから、「今朝は寒かったですね」に変えてね」みたいな感じで言って来たんですよ。でもそれを忘れてるっていうか、体に染み付いてる「あったかいですね」が、とっさに出ちゃって、「あったかいですね」って言っちゃった!って思って、どうしよう。そのまま行っちゃえ~みたいな(笑)

― (笑)まぁそれは、間違いとかなんとか全然わかんないからね。

お客さんから見たらわかんないですからね。みづきだけが「あ、やべえ」って。

― そうだったんだね。でも楽しんでやれたっていうことだよね。

そうですね!

― 良かった、良かった。・・・そして今年2年生に上がってから先輩にもなったし、どうですか?

去年は3年生の先輩方に頼りっきりというか、めちゃめちゃ甘えてたので、先輩がいなくて寂しいな、みたいな。だからこそ、りあさん達がたまに遊びに来てくれるんですよ。そしたら「りあさぁぁぁぁ~ん!」みたいな。

― 嬉しくなってね。そっかそっか。見に来てくれて、教えてくれたりとか?

そうなんです。ダンスとかを指導しに来て下さったり。今年は北ひなさんも、メイクに入るって仰ってて。

― それ楽しみだね。どんなメイクにされるの~!?みたいな。

あははははははは。

― ひなちゃんのメイクなんか、コスプレメイクなんじゃないの?(笑)ヒメヒココスプレメイク(笑)今年はなんか違うぞ~って(笑)

(爆笑!)おでこにヒメヒコのロゴ描かないと~(笑)

― 楽しみだね。そうやって、先輩が来てくれて。

嬉しいです。

― みづきちゃんは、自分が先輩になってどうですか? 後輩が入ったし。

え、私・・・部活テニス部は辞めちゃったんですけど、中学校の時も高校の時も、あまり後輩から好かれないというか、私の目つきとか態度とかがそうさせてるのかもしれないですけど、みづき先輩、ちょっと近寄りがたいよね、怖いよねって言われてて、部活でも結構そんな感じで。ヒメヒコでもそうなるのかなって思ってたんですけど、意外とみんなフレンドリーな感じで、嬉しいな、みたいな。

― 嬉しいよね。やっぱり部活っていうとスポーツだし、ヒメヒコとちょっと友達との雰囲気が違うからね。

ちょっと一年生、あれやっといて!とか、ないですからね。

― そうだよね(笑)

ボール拾って!とか。

― やっぱり指示系になっちゃうもんね。先輩になるとね。

運動部はもう指示系ですよ。

― そうそう、ヒメヒコはそういうのがないっていうのも、またいい感じだよね。

家族のような。

― そうそう、家族のような(笑)

― 今年は原点回帰で、昔のヒメヒコをやると聞きましたけど。役が、ヒメと姫子先生でね。

はい。ふふふ。

― それはオーディションで、頑張ってやりたいと思って?

はい、もう、ヒメやりたくて、でも太郎さんには何も言ってなかったんですけど、ヒメに・・・たまたまなのか分からないですけど、なっちゃって。なると思ってなかったんです。本当に。ここあ(心愛)が、みづき的にはヒメになるだろうなって思ってたので、自分でいいのかなみたいな。逆に身長もちっちゃいですし、ここあがマナだからこそギャップがあって、お客さんから見て「あれ?マナの方がヒメっぽくない?」って言われないかな?って。ちょっとドキドキなんですけど。でも精一杯ヒメっぽく・・・ヒメっぽくっていうか、みづきなりのヒメを出せたらいいかなって。

― ヒメはみんなそれぞれのキャラが出てくるヒメになるんだけど、みづきちゃんはどんなイメージとかっていうのがあるの?

オーディションが終わって、太郎さんに「今年のヒメは強いヒメだ。強い人格のヒメだ」みたいな話をおっしゃってて、それが頭にあるので、とにかく意志が強い風に演じているんですけど、今は。まだ太郎さんから見たら、ちょっと物足りないかなぁっとか思って。

― 意志の強さを表すって難しいよね。

本当にそう思わないと。

― ここ(体の芯)にあるものだから。意志の強さって。

楽しいシーンとかニコニコしてるだけで、そう見えますけど、覚悟を決める風に演じてほしいって。

― 私も、あそこが一番難しいシーンじゃないかなって思って。「私が島を守る」っていうのがね。

難しいです。

― 生き方とかを、表情っていうのかな、姿でそれを表さないといけないっていうのがね。

目つきとかで、ガッっと。

― いろいろあるよね。一言言うだけでね、それを表したり。守るっていう覚悟とかの。・・・そういうヒメになるために、努力とかしてきたことはある?

そういうヒメになるために、やっぱり私、筋トレ好きで、結構太郎さんをライバル視してるんですけど・・・(笑)

― おぉ~、あははははは。

結構、太郎さんをライバル視して筋トレするんですけど、いつも。

― 「太郎さんがライバル」は、すごいわ。

やっぱりヒメを強い声で演じようと思って腹筋を使うので、歌の時とかも。筋トレの腹筋が活きてきてるのかなぁみたいな。

― 歌い方変わってきた?

はい。もう、野太く。野太くって言うか、重心をお腹に。

― すごいね。それは楽しみだね。腹筋がだいぶついて(笑)

本当は、目標は、夏に腹筋を割るっていう目標だったんですけど、うっすらまでしかいかなくて。バキバキにしたかったんですけど、無理でした(笑)

― (笑)服着るから見えないけどね。

自己満でバキバキにしたかったんですけど(笑)

― (笑)ヒメでそれ見えたら怖いよね(笑)

ヒコ様も、ムキムキ(爆笑)

― (爆笑)本当、本当。あの、ムキムキヒメじゃないけど、強いヒメでね(笑)で、姫子先生はどんな感じなの?

姫子先生はヒメとのギャップをつけたくて、とにかくブリっ子というか、かわいい系で。昭彦大好き~♪みたいな感じで。今は。

― 友達がだいたいそれ系いたけどね。昔のナツとか。

昭彦先生、メロメロ~みたいな。

― そうそう。じゃあ、ヒメと姫子先生はギャップがあって、そこがまた面白いんだね。この前、バンドの人も合わせに来てくれてて、とても楽しそうだったけど、昔の歌とか曲とかが出てきて。

復活して。

― 知らない曲とかもあって?

知らない曲もありました。

― それは覚えて歌えるようにしたりとかして?

はい。太郎さんが稽古でパッて歌ってたのを、即座にパッて録音して、家で聴いてみたいな感じでした。

― すごいね。

島唄とかは新しい歌と違って、太郎さんと一対一で練習することがなかったので、家でずっと聴いて、みたいな感じで。

― へ~。いろいろとやっぱり、みづきちゃん努力してるね。

うふふふふ。バレちゃったか。うははははは。

― (笑)少しずつのいろんな努力が、集大成になってきてるって感じじゃない?

そうですね。

― あと一週間しかないけど、どうですか? 出来はどうですか?

え~~・・・

― 今のところの出来は。

10が最高だとしたら、6ぐらいです。

― 今で6ぐらいなの?

納得いく日といかない日があって、やっぱり。「白い鳥」っていう曲の途中がめちゃめちゃ高音なんですよ。そこの高音が上手く出る日と出ない日があって、稽古で「今日出なかった」とか、「悔しい」とか「くそー」とか思ってる日もあれば、「今日めっちゃ出た!」みたいな思ってる日もあって。

― 公演の時に出るといいけどね。

そうですね。ゲネでめちゃめちゃ歌うじゃないですか。それで去年も一回、喉(のど)壊しちゃって。

― あ~、ゲネでね。

公演までの1時間くらいで治さないと、みたいな感じになってて。今年はそれがないように挑戦しながら、ゲネで本気を出しすぎないように。

― そっかそっか、へぇ。それは楽しみだなぁ。みづきちゃんのことだから、そうやっていろんなことを考えながら、順番にヒメを作って、姫子先生を作って。そしてみんなでする舞台だから、みんながそういうふうに一つのヒメヒコを、今年も作れるといいね。去年とまた違う、始まりの頃の物語だから、ずっと見てる人は「懐かしい」と思うし、新しい人にも楽しめる舞台を見せられるんじゃないかな。

そうですね。

― では、あとこれ聞いとかないと。みづきちゃんのの幸せな時。

幸せな時!? 私、マックめっちゃ好きで、マック食べてる時ですね。

― マック!?(笑)

昨日も帰ったのが10時くらいだったんですけど、マック寄って食べちゃって~。えへへ。「こんな時間なのに~ぃ」って思いながら、幸せ~♪みたいな。

― そうなんだ。ふふふ。だって、稽古終わったらそれくらいの時間になっちゃうもんね。

ちょっと罪だねってママと言いながら(笑)

― でもそれで例えば体の調子を壊したりとか、お腹痛いとか、太っちゃって困るとか、そういうのはないんでしょう?

ないないない。でもマックのせいで、腹筋割れなかった気がします。マックのせいな気がします。結構2週間に1回くらい食べちゃうんで。昨日はちょうど2週間に1回の日。

― 2週間に1回くらいだったらいいんじゃないの?

どうですかね。でもちょっと、やっぱり1日の油断が繋がっていく気がします。

― そっか、なかなか厳しいというか・・・。

やっぱりストイックに生きたいので。

― ん?ストイックに? そうなんだ。もともとそういう考えなのね。

はい。

― なるほど。ちなみに去年はコメダ珈琲だったよね。

あ!シロノワール!あははははは。シロノワール、もう1年くらい食べに行ってないです。

― そうなんだ。

公演の前の時くらいに食べに行って、そっからパタリって感じです。

― そうなんだ。なんか変わるんだね。思考が変わるっていうか?

いや、行きたいんですよ。行きたいんですけど、家からコメダが遠くて。

― あ、そっか~。

わざわざコメダ行こうと思わなくて。友達と遊ぶときも、それこそマックに行ったりとかね、コメダに行かなくて。機会がないんですよ。食べたいんですけど。

― マックは、どこのマック?

西原の。

― あ、西原のマックなんだ。あそこは2階で、景色もいいしね。

(交差点に)車並んでるの眺めながら。

― うん、並んでるの眺めながらね。まぁ、マックと腹筋の関係はあるかどうか分からないけど、楽しいこともしながら。幸せな時も必要だからね。

そうですね。

― 引き続き頑張ってください。じゃあ、公演に向けてのメッセージなんですけど、お願いします。

公演に向けてのメッセージ・・・まず、こんなに2月からほど遠い9月に公演があるのに、チケットを取って観に来てくださるお客さんにすごい感謝してます。

― 本当にね。

私達が去年いたメンバーも第一章はやったことがなかったので、第一章やったことがない私たちに教えに来てくださる、りあさんとか先輩方にすごく感謝してます。新入生の子たちも自分なりにすごく頑張ってて、もちろん先輩に影響されたりした子もいるかもしれないですけど、家で鏡見て練習してたりとか、歌を練習してたりとか、そういうのを見たら、私弱くて、「頑張ってる~」みたいな、すごい感動しちゃって。だから、その子たちの頑張りが1週間後、花開いたらいいなって思ってます。

― 優しい先輩~。

やだ〜。うははははは。

― 新入生の子たちって、期間が短すぎるでしょう? 半年あるかないかだから。それでも舞台に立つっていうのは勇気がいるし、努力もすごいしてると思うし、初めての子は特に。経験のある先輩たちとかがサポートして支えて、みづきちゃんが言ってくれたみたいに、花開いてほしいっていうのが伝わるといいなと思いますよね。はい、そういうことで「観に来てください!」、「お客さんも楽しんでください」という感じですかね。

はい!

― そういえば、りあちゃんは、1年生の時に第一章に出てるんだよね。だから教えられるんだよね。でも白い鳥がいないのがね。

そうなんです。ちょっと白い鳥いてほしかったなって気持ちはあるんですけど。白い鳥とヒメ一人二役みたいな(笑)、それぐらい美しい役をしたいなみたいな、謎のモチベーションを持ってます。

― ヒメヒコの役では、これもやりたいし、あれもやりたいし、っていうのがあって、なかなか一つに決められないことがあるよね。でも、みづきちゃん、あと1年あるから。

そうですね。来年もヒメできたらいいな~と思ってます。私、島唄すごい好きなんで、豊年節とかいろいろ歌えるのがうれしいです。去年は、豊年節、ヒメが歌ってて、他のヨイソラ節とかがなくて、聞くことさえできなかったので、今年は自分が歌える。

― それはうれしいよね。

はい、うれしいです。

― ホントにいい曲で、いい歌詞だからね。

そうですね。

― そこに本当に引き込まれるもんね。今年は短いお稽古ではありますけども、すごくいい舞台ができると思うので、楽しみにしてます。

ありがとうございます。

― みづきちゃんのヒメ、姫子先生も楽しみにしています!

あははははは。姫子先生、ちょっと見どころ一つあるんで、ちょっと面白シーンがあるんで(笑)

― 姫子先生の面白シーンがあるんだ。

姫子先生と昭彦先生の面白シーンです! ちょっと「えぇ〜!?」みたいな楽しいシーンがあるので。

― え~、じゃあ楽しみにしておこう。うふふ。聞かずに、ネタバレしないように。分かりました。ホントに楽しみにしてます。

ありがとうございます。

― 残り一週間、頑張って練習してください。

頑張ります!

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