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【第18回公演】インタビュー10
赤狩山心愛(高1)

赤狩山心愛
鹿屋高校1年

☆小4から憧れたヒメヒコで、歌にも心を注ぐマナ役、ここあ!
ヒメヒコ歴:1年目
趣味・特技:バレエ
幸せな時:ヒメヒコの練習をしてる時、食べている時

― よろしくお願いします。ここあちゃんだよね?

はい。

― 名前をもう知ってます。うふふ。5月のイベントの時に紹介してくれたでしょう。どうでしたか? 初めてのイベントだったでしょう?

はい、すごく楽しかったです。

― 良かったね! ずっとヒメヒコ入りたかったって言ってたから。では、順番にいろいろとお聞きしていくんですけれども、普通に雑談でいいので好きなこと、しゃべってくださいね。では早速ですが、高校と学年と名前を教えてください。

鹿屋高校の1年生で赤狩山ここあです。

― ここあちゃんは、漢字でどうやって書くんですか?

心に愛です♪

― おぉ、すごいね。こういう風に育ってほしいっていうご家族の気持ちが分かりますね。ニックネームとか呼び名とかありますか?

みんなには、ここあとか、ここあちゃんとかです。

― 普通にね。1年生だから、ヒメヒコ歴は1年目ですけど、小学校4年生の時から、ヒメヒコを見に来てたということでしたね。後でまたそのきっかけを、詳しく教えてくださいね。

― では、ここあちゃんの趣味とか特技、興味あること、好きなこと、何かありますか?

趣味みたいな特技みたいなのは、バレエで。

― バレエはどっちのバレエ?バレー?

踊る方のバレエで。クラシックの方で。

― え~そうなんだ! え~・・・(こっそり)私もバレエを習ってるんです。

え!、そうなんですか?

― ここあちゃんは、今も習ってるの?

一応やってます。

― どこのバレエさん?

鹿屋バレエさんです。

― あ、鹿屋バレエさん、大きいバレエ団さんね。

歴史がある。

― そうそう、すごく歴史があるバレエ団さんですよね。文化祭とかも、ずっと出てた?

はい、出てました。

― そうなんだ。何歳くらいからバレエをやってるの?

2歳です。

― わぁ、すごい。小さい時からだから、もうバリバリ踊れるね。ふふふ。エトワール(フランス語で「星」を意味し、パリ・オペラ座バレエ団の最高位のダンサーのこと)になれるぐらい、踊れるんじゃないの?

ん~、ふふふ、はい(笑)

― 鹿屋バレエさんって、コンクールとか出たりとかするの?

私のもっと前の代からですかね。そこぐらいからコンクールってなくなっちゃって、出たことないんです。発表会だけ。

― そうなんですね。バレエは、今でも好きでやってるの?

はい、好きです♪

― 良かった、良かった。好きで続けてるのね。

はい♪

― 私は別のバレエのところなんですけど、小さい時からじゃなくて大人になってから始めて、仕事もしてるので、なかなかがっつりできなくて、もう結構な年なんですけど(笑)、もうちょっと集中して熱中できるぐらい時間が取れたらいいなと思ってます。

素敵です。大人でも。

― うふふ。バレエは体にいいし、すごく姿勢とかね、ちょっと気品を漂わせることができるでしょう。(私にはまだない・笑)姿勢は基本の基本で。それが一番難しいもんね。

確かに。

― さっき不思議なことがあったんだけどね、インタビュー前、暑いしうろうろしてて、ちょっと体をバレエみたいにストレッチしてたんだけど、その時にね、ふと、ヒメヒコにバレエやってる子が来たりして~って思って、そしたら、ここあちゃんが、バレエしてるって言ったから、えぇ〜!?って、えぇ〜本当!?って思ったんです(笑)

すごい~(笑)

― 本当に来たね~。バレエで、何か思い出に残ってる発表会とかありますか?

中3の時に、(高校になったら)ヒメヒコに入るってのは決めてたんで、バレエを取るかヒメヒコを取るかっていう中で、その時発表会があったんですよ。その時に、もう最後って私は思ってたので、先生からパドゥドゥ(バレエで男女二人で踊ること)を踊らない?って言われて。それですごく嬉しくて、ずっと憧れてたパドゥドゥが踊れるってことで。で、最後の発表会で、男性の方と初めて踊って・・・もう感動。

― 良かったね~!

その舞台で踊り終わった後に、ちょうど客席の方がスタンディングオベーションしてくださってて。

― えぇ〜。すご~い! うれしかったね~。

涙だった~。

― それは本当に嬉しかったね。私もバレエのイベントはだいたい見に行ってるけど、いつの発表会?(その後、発表会のことで話が弾みました♪ ここあちゃんが踊っていたのを思い出しました♪)

― で、ヒメヒコを取ったんだね。

でも(バレエも)やめられなくて、やっぱり。

― 両方できて良かったね~。

はい!本当にそれはもう。

― 鹿屋バレエの先生の娘さんが、ヒメヒコに入ってたよね。(ヒメヒコでもマナ役素晴らしくて、バレエの方でもすごい表現力だったと、お互い話して盛り上がりました!※彼女は井之口陽葉さん。大河ドラマとかにも、少し出演したりしているようですよ)先生も、そういう縁があるから理解があって、続けられるように考えて下さったんじゃないですか?

はい。先生もいろいろ助けて下さって。

― そのことがヒメヒコでも活かされるといいね!

はい!

― では、次なんですけどね、自分をどんな人だと思うかとか、自分のPRみたいなの、教えてください。

目立ちたがり? うふふふふ。

― (笑)目立ちたがりなんだ。じゃあ、例えばバレエの舞台とか、ヒメヒコの舞台とか、そういうのが楽しくできる?

はい、もうスポットライトに浴びれるのが大好き。うふふふふ。

― いいね~、それ。ライト浴びるとなんか元気が出てくる、ワクワクしてくるの?

ですね。バレエの発表会の時は、もう自分だけの舞台にしてやるって思ってます。ふふふふふふふふ。

― すごい、すごい! もともとそういうの持ってるんだね。

小っちゃい頃も、バレエに入った理由が、洋服屋さんとかに行っても鏡しか見ないんです(笑)鏡しか見なくって、バレエ教室って鏡張りじゃないですか。だったら、お母さんが、バレエ教室に行ったらって。

― へ~、そうだったんだ~。

おかしいです。ふふ。

― お母さんもよくそれ分かってて、(バレエに)連れてってくれたね。

はい、感謝です。うふふ。

― 舞台に上がって何かするってなると、普通はみんな緊張するとか、ドキドキするとか、上手くできるかなとか、すごい心配するじゃないですか。でも心配とかがない?

ま、怖いはありますけど、「できる!」って思ってます。

― おぉ、できる!ってね。そのできるって思うのは、日頃の練習をしっかりしてるとか、そういう感じで?

ん~、日頃もできるって思う。うふふ。

― 日頃もね(笑) 「私はできる」っていいね。その呪文はいい。

でもバレエに目覚めるっていうか、ちゃんとしだしたのは、シンデレラの時くらいからで。小4くらいから、ちゃんとしなきゃダメだと思ってて、それまでも全然手抜いてたみたいな。宙ぶらりんでずっとバレエやってて。

― ちょっと遊びの延長みたいな感じでね?

そうです。

― でも小学校4年生から、そう思って気付いてるところが、もうすごいんだけどね(笑)(そしてまた、その頃の発表会の話で盛り上がり・・・♪)

あと私達の発表会の代って、私達が引っ張っていくっていうか、センターみたいな感じの代だったんで。

― あ~、そこはヒメヒコと通じるものがあるかもね~。自分達がしっかりしなきゃっていうのは、ヒメヒコの中でも、2年生3年生の先輩にになるにつれて、みんなすごく考えるみたいで。そのことは太郎さんも、いつも話されるんですけど、後輩できることで、先輩達が成長するっていう。自分達が引っ張っていく立場になると、やっぱり違いますよね。

そうなんですよね。先輩になるのがちょっと今すごい怖くて、もう先輩が本当にいい人達すぎて、離れないでほしいので・・・もう9月だから今年の先輩がいなくなっちゃうから・・・。

― でもこの後、どうなるかまだ分からないんじゃない? なんかしてほしいよね~。文化会館使えないにしても、活動はみんな一緒にして、冬合宿もして、最後、何かみんなでするっていうのは、絶対してほしいですよね。

絶対したいです~。

― 絶対9月で終わらないと思うけどね。もし9月で終わるようなことがあれば、太郎さんにに言わないといけない(笑)みんなで一緒に言いましょう!(笑)

はい!ぜひ。

― じゃあ、次ですが、ここあちゃんの幸せだな~って感じる時は?

幸せな時ですか。ヒメヒコしてる時はずっと。うふふ。あと、まぁ、やっぱ「食」ですね。

― 食ね。食べること好きなの?

はい。朝は、朝ごはんのために起きてます(笑)

― (爆笑)それはすごくいい動機だよね!そうしないと起きれないよね! 朝ごはんのために起きるって、すごい(笑) なんか好きな食べ物、特にこれっていうのはあるの?

朝はやっぱり、最近はもう食パンに・・・ふふ、自分流なんですけど、食パンにジャム乗っけて、無糖のヨーグルト乗っけると、すっっごい幸せで。うふふ。

― 無糖のってところが大事だよね(笑)

いちごジャムの(上だから)。

― ジャムがね。甘いからね。

はい!ふふふふ。

― 美味しそ~う!

いや、美味しいですよ。

― やってみよう!

はい、本当に。毎日食べます。

― そうなんだ。夜ごはんも結構がっつり食べる?

夜ごはんも、がっつり食べます。

― バレエやってると、筋肉とかもつけないといけないし、体力もいるし、食べることってすごい大事だと思うけど、やっぱりみんな食べるのかな?

いや、多分バレリーナとかは、サラダとかの食だと思うんですけど。

― え~、本当?

発表会前は(食事の調整)頑張りますけど。うふふ。

― あ~、前になると、ちょっと体型を整えるみたいなね。うふふ。でも普段は頑張って食べてるよ、みたいな(笑)

はい。うふふふ。

― でもスリムだよね? そんなことないの?

身長が・・・。

― 身長が高いからきれいに見えるってこと?

多分身長ですよね。

― バレエもして、ヒメヒコもしてるからいいのかも~。ヒメヒコも結構体力使うでしょ?

はい、使います。

― 筋トレはどうですか?

筋トレは、最近は楽しくやってますけど、円になってしますよ。で、キャストの先輩とかと目が合ったら、吹き出しちゃったりする(笑)

― (笑)なるほどね。楽しく筋トレができるわけね。

はい。みんながいるから楽しくできてます♪

― またバレエのプリエと違うよね。

はい。足がカクカクですよね(笑)

― しっかりやってる証拠だ。足がガクガクするまでちゃんとやってるという。でも、とにかくヒメヒコに入れて、幸せな時期を過ごせて良かったですね。

はい♪

― では、ヒメヒコに話は戻りますが、その小4の時にヒメヒコに入りたいなって思ったきっかけを、もう一回聞いてもいいですか?

バレエの先生の娘さんの、あきよちゃんがマナをやってる時の舞台を見て、「やばい、やばい」って思って。それからずっとヒメヒコしか頭になくって。真似したり・・・。家で真似をするのが好きなんですよね。アイドルとか。小学校の時は、そういう真似をしてて、入りたいってずっと思ってて。

― やっぱり(ヒメヒコの舞台は)衝撃だったんだね。でもその時に素晴らしいマナを見て、感動できて良かったよね。その時の舞台は、あきよちゃんが出るからってことで見に来たの?

はい、先生がバレエの子たちをみんな呼んで、みんなで行きました。

― そうなんだ。本当に(あきよちゃんの)表現力がすごいマナ、良かったのよね。覚えてます。それで、ずっと思いを持ってて、バレエの先生もそれを知ってたんだね。ここあちゃんにそういう気持ちがあるっていうのを。

はい。ですです。バレエの先生とも、中学校卒業前に親も一緒に3人で話して。

― 続けられるように図って下さって、良かったね。

本当に感謝です。

― そう言えば、今年って、白い鳥はいる?

いないです。

― やっぱり~・・・そうだと思った~。雰囲気的に、もしかして・・・いないのかも・・・って思って。

はい、いないんですよ~。

― バレエやってたら白い鳥は踊れるよね・・・ちょっと違う、ちょっと動きが違うところがあるけど、でもすごくきれいに踊れるんだろうなって思うけど、でも役も見てみたいし。今年もちろんオーディションがあったと思いますけど、何かこの役をしたいっていうのは最初からあったんですか?

・・・ヒメ。小学校の時は、ずっとあきよちゃん見てたからマナに憧れてたんですけど、性格的に、性格っていうか、ヒメの方が近いのかなって私にって思っちゃって、そっからずっとヒメ、ヒメ、ヒメって思ってたんですけど。

― 憧れだもんね。ヒメはね。

本当に。

― マナもいいけどね、マナはとんでる元気な女の子だからね(笑)

マナも好きです。

― マナもいいけど、やっぱりヒメに憧れるよね~。ここあちゃん、ダンスは好きだし、上手だと思うんだけど、歌とか演技とかはどうですか?

歌も合唱団に入ってたんですけど・・・。みづきちゃんと同じ合唱団に。

― そうなんだ。

みづきちゃんは大先輩で。

― みづきちゃんね~。素晴らしい歌声だよね。

ついていくことしかできないですけど。合唱団も、小4の時に入ってたんですけど、めっちゃ音痴だったんです。すごい音痴で。合唱団に入ってちょっとでも歌を上手くしようと思って。

― 向上心があったんだね。でも音痴だって自分で分かったの? なんか上手く歌えないなって感じで?

自分でも分かるし、お母さんからも言われて(笑)

― そうなんだ。そっか~、でも練習すればバレエみたいに上達するからね。それでだんだん歌も好きになって・・・。

はい、好きになりました。

― 今年はそれで・・・マナだよね?

はい。

― なんか縁があるよね。やっぱり一番最初に憧れた役だからね。マナも表現力が必要だし、歌も歌わないといけないし、すごい役ですよ。本当に。

ですね。

― それで今、努力してることとか目標とか何かありますか? あと1ヶ月切ってるけど・・・。

やっぱり、マナのちゃんとした歌を歌いたいって思ってて。

― そうなんだ。演技もバレエも踊りながら表現するけれど、喋りながら演技するっていうのはどんな感じなんだろう? バレエは言葉を出さないからね。ミュージカルだから、歌って踊って、セリフと動きっていうのがあるから、どうなのかなって思って。

最初はどうなるかと思ってたんですけど、憧れてた世界、ミュージカルっていう世界なので、楽しいですね。上手にできてるかは、まだ全然なんですけど、楽しいです。

― また、バレエとは違ったミュージカルっていうジャンルが楽しめて、経験できて、楽しいんですね。良かった良かった~。今のところ、壁とか悩みとかはないですか?

うーん、ちょっと・・・。演技の仕方を変えてるんですけど、やっぱりマナをまだちゃんと理解しきれていないのかなっていう部分があって。

― なるほどね~。マナを理解するって大事だよね。まぁ、今まで見てきた(マナの)積み重ねがあるから・・・ずっと毎年見に来てる?

多分見に来てますね。

― そっか、それは良かったです。そういうこれまでのキャストのみんなが、ここあちゃんの宝物になっていると思います。

― では、公演に向けてのメッセージなんですけど、お客さんに対してというか、公演に向けて何かメッセージをお願いします。自分のことでも仲間のことでも、公演の内容でも何でもいいですけど。

じゃあ、え~っと・・・すごく最高なキャストのみんなと一つの舞台を、感動できる舞台を作りますので、ぜひ楽しみにしててください。うふふ。

― はい、分かりました。きれいにまとめたね。ふふっ。ありがとうございます。すごい楽しみだな~。

うふふ。楽しみです。

― 3日前に見学というか取材で見てたんだけど、もう全然役にはまってたもんね。

本当ですか? うはは、ありがとうございます。

― なんかカッコいいマナになってた(笑)

もっとマナを目指します(笑)

― 面白いことしたりするのも好き?

はい。

― マナそういうところあるからね。ちょっとボケるみたいなところがあるから、そんなのも上手にできそうだから楽しみです(笑)

(笑)ありがとうございます。

― またバレエの話もしようね。

ぜひ。

― ありがとうございました。

ありがとうございました。

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