特集

【第16回以前公演ストーリー】~ある王の物語~ 

白い鳥に導かれ、現代から古代の奄美へタイムスリップしたマナ。そこで起きた出来事は、今を生きる私達への大切なメッセージ・・・
※写真は過去のいろいろな年度の場面を使用しています。

  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ

島で暮らしている不思議な夢を何度も見る、普通の高校生マナ。ある日、憧れの姫子先生、チャラい昭彦先生(29年度までは穏やかで優しい昭彦先生キャラ)、副担任の先生の3人で奄美の島唄を仲良く練習しているという噂を耳にする。もしかして姫子先生は昭彦先生が好き? 姫子先生の本当の気持ちを確かめるマナ。打ち明ける姫子先生。そして昭彦先生は・・・。

そんな昭彦先生の授業で、大隅の歴史を学ぶために古墳を訪れることになったマナ。好奇心旺盛なマナは、近づいてはいけないといわれる"ほこら”へ忍び込み、そのほこらで、寄り添うように納められていた二体の遺骨と一本の太刀(たち)、そして勾玉(まがたま)で彩られた首飾りを見つける。その首飾りを首にかけると、突如白い鳥が現れ、その白い鳥に引き寄せられながら、マナは別の世界へ迷い込んでしまう・・・。

古代の奄美で繰り広げられるヒメ(奄美の巫女)とヒコ(大隅の王)の物語

  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ

マナが辿り着いた先は古代の奄美だった。古代の夢を繰り返し見ていたマナは、夢が現実となり動揺したものの、奄美の王の娘そして巫女である「ヒメ」の妹として、古代の奄美で暮らし始めた。姫子先生にそっくりな「ヒメ」や昭彦先生にそっくりな大隅の王子「ヒコ」とともに、島の文化や「結」の心を感じながら、穏やかな日々を過ごしていたのだが・・・。

  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ

ある日、島の港に一隻の船がたどり着く。降りて来たのは、王朝である倭(ヤマト)からの使者。奄美との交易を求めてやってきた二人の使者は巫女であるヒメの力を求め、島の民を脅し、強引にヒメを連れ去ってしまう。すでにヒメと契りを交わしていたヒコは、ヒメを救い出すため、倭との戦を決意するが・・・。

皆の平和への祈りが、今全てを包み込む。

  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ

絶え間なく引き起こされるドラマの渦中でマナは何を感じ、どのように成長していくのか。史実と創作が入り混じった「ヒメとヒコ」の壮大な物語は、そこにいる全ての人に、愛と平和と「結(ゆい)」の心、ふるさと大隅への温かい思いをいっぱいに満たしてゆくことでしょう。

  • ヒメヒコ
  • ヒメヒコ

>> 「第18回公演ストーリー」へ
>> 「第17回公演ストーリー」へ
>> ヒメとヒコTOPに戻る

ヒメとヒコ公演情報