こちらの神社、まず参道を通って正面に行くと、なんと鳥居が透けている!? ・・・そう、ガラスでできた鳥居です。全国でもここしかないのでは!?
横に鎮座しているのは、御きつね様。お稲荷神のお使いの、凛々(りり)しい姿です。
とはいえ、境内のあちこちには、ちっちゃなかわいい「きつねちゃん」たちが、ニコニコといっぱい。このきつねちゃん、おみくじが入っていて、自分願いを背中(しっぽ)に書いたら、御祈願してもらえ、好きな所においていいそうです。
宮司さんの話によると、実は神社のイメージを変えたいということで、ガラスの鳥居、そして御きつね様も可愛らしいきつねちゃん達いっぱいにしているそうです。神社のイメージが暗いとか、怖いとか、祟り(たたり)とかというのではなく、明るいイメージで参拝しやすいようにとのことです。参拝が楽しくなる神社っていいですね♪
この神社には他にも楽しめるポイントがありまして、例えば・・・
【うんだま石】
池の上にハート型の足場の板があり、「うんだま石」という丸い石があります。この運玉に手を当てて祈ったあと、持ち上げた時の重さの感じが軽いか重いかで、願いがかなうかどうかを占います。
【縁結びの大石】
2017年に建立された時に、「えんむすびの大石」を授かり祀ってあります。
【おみくじ】
それからおみくじの引き方もちょっと特別です。・・・・100円をお椀に入れて、願いを込めながら隣のお椀の中の運玉を混ぜ、ガチャガチャの様につまみをくるっと回して出た数字のおみくじをとります。もし運が悪いのを引いたり、もっといいのを引きたかったら、池の水につけると、溶けてなくなります!これで悪い運も消えるというわけですね。もちろん良いおみくじを溶かしてもいいですよ(木に結び付ける代わりなので)
【朱塗りの鳥居】
京都の「千本鳥居」のような、赤い鳥居のトンネルも趣があって、通れば清められる感じ。
【絵馬】
さてこの神社でお祀りされているのは、宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)、大宮能売大神(オオミヤメノオオカミ)、猿田彦神(サルタヒコノカミ)、産土大神(ウブスナノオオカミ)の四神です。鹿屋市、特に吾平地域は神話の里となっていますが、この神社の神様も調べてみると面白そうですね。
ご利益は、「商売繁盛 交通安全 家業繁栄(家内安全) 心身健全 五穀豊穣 縁結びと 人間生活の衣食住が満ち足りて豊かさと幸福をお与えくださる大神様である」とあります。