[ブログ] 何ていい香り~・・・うっとりと秋を感じさせる、上品なオレンジ色の可愛い花つぶ達~

あ~、いい香り~・・・咲き始めたねぇ♪ 秋だなぁ~・・・。自分の存在を香りで知らせる秋の可愛らしい花、金木犀(キンモクセイ)。

名前もなかなかいいですねぇ。金色の木犀ですからね、すてきですねぇ。ちなみに、白い花を付けるのは「銀木犀(ギンモクセイ)」。金銀、高価な名前が付いていますねぇ。

秋の金木犀は、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子(クチナシ)と並ぶ三大香木です。香りがいいはずですねぇ。冬の蝋梅(ロウバイ)を合わせれば、四大香木ともなります。
そんな香り際立つキンモクセイも、昭和の日本では、トイレ(汲み取り式)のそばに、臭い消しのために植えられていたようで、その頃のイメージが強い人も。(花が咲いて香り漂うのは1週間ぐらいなんですけどね)。でも今は、香水やクリームなんかにも使われているから、イメージアップですねぇ。(夜の)邪気を払うために、神社に植えられることも多いそうですよ。

花言葉は「謙虚」「謙遜」。強い香りなのに、花は小さく控えめだから。その香りを一度嗅(か)いだら忘れられないことから「初恋」とも。隠しきれない香りだから「真実の愛」。花が潔く散るから、また香りに高貴なイメージがあるから「気高い人」という言葉もあるそうですよ。

香りは、安眠効果やストレス解消、リラックスにいいみたいです。あの香り、とっても心地良いですものねぇ♪
中国では、白ワインに漬け込んだ「桂花(ケイカ=キンモクセイ)陳酒や桂花茶は、代表的な金木犀の飲み物ですよ。中華料理屋さんによくありますねぇ。日本でもジャムや砂糖漬け、シロップ漬けなどあるそうで、いい香りのする美味しそうな食べ物にもなるんですねぇ。ちょっと食べてみたいです。
次に香りをかいだ時は、「あぁ、秋だなぁ」じゃなくて、「あ~、お腹すいたなぁ」とかになってたりして(笑)

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