[ブログ]　平和の誓いを再び～灯篭に祈りを込めて～

4月に毎年行われる特攻隊員さん達の慰霊祭、今年は無事に開催されましたが、その同じ夜、リナシティかのやでは、その御霊を弔うイベントとして、有志の方々による美しい灯篭（とうろう）流しがありました。（実際には池に浮かべるだけですが）

例年は灯篭に一人一人のお名前を書くのだそうですが、今年は特攻部隊の隊名が書かれた灯篭が作られました。灯篭の中には折り紙の人形が載せられていて、キャンドルライトを灯（とも）していました。

幻想的な灯篭流しの中、親族か友人かの思い出があるのでしょう。年配の方がハーモニカを吹き始めました。「同期の桜」など多分当時歌われたであろう曲を何曲か捧げておられました。なんとも言えない、切なく美しいハーモニカの音色。吹き終わったその方は涙をぬぐっておられました。私も涙がじわっと・・・。

英霊様たちも聞き入ってくれたでしょうか。もっともっと平和な世の中になるよう、しみじみと思った夜でした。