4月初めに行われる、鹿屋から出撃した特攻隊員の方達の慰霊祭に続き、その日の夜に有志で行われる「灯ろう流し」。今年もリナシティーで行われていました。
水に浮かべた灯ろうは、英霊たちの命の灯(ともしび)の様に、ちらちらと美しく揺れ、私達に尊い命への思いを馳せる厳かな美しさです。この慰霊の灯ろうには部隊の名前が書かれていますが、鹿屋から旅立った多くの方たちの名前を一人一人書くことを企画しているそうです。本当に一人一人の命が尊いので、ぜひ実現するといいですね。
最近は世界情勢も踏まえて、平和に関心を持つ方が増えた気がします。若い方を含む遺族の方々をはじめ、関心を持たれた子ども達のいるご家族などの参加もあり、毎年このイベントも大きくなっているようで、今年はたくさんの人が参加されていました。
鹿屋という特攻の歴史が身近にある場所から、平和の思いがもっと広がり、世代が変わっても順番に、その思いが繋がっていくといいですね。
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